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昨日祖母がお世話になっている施設の職員の方から、祖母が左あばら下部分を痛がっているので、病院に行ってみて貰って欲しいと連絡がありました。
事前に病院へ問い合わせると、午後2時半から整形外科の先生が見えると言う事す。 祖母に待ち時間の負担がかからぬよう、一番に見てもらえるように、1時10分には病院へ行き一番で受付をしてもらいました。 そして時間を見計らって2時少し前に祖母を施設に迎えにいったのですが・・・ ちょうど祖母はお昼寝から起きたばかりで、タイミングが悪く、ご機嫌ななめです。 どこかに連れて行かれると思ったのか、大きな声で抗議したり、泣いて嫌々をするばかりで、話しを聞いてくれません。 病院へ行って痛いところを見てもらおうと言ってもまったく耳をかしてくれません。 スタッフの方も懸命に説得したり、なだめたり、落ち着かせようとしてくださったのですが、まったく受け付けてくれません。 時間はどんどん過ぎ、とうとう2時半を過ぎてしまいました。 結局病院に電話をかけ、事情を説明して遅くなる事を伝えました。 みかんを食べ、お茶を飲んで少し落ち着いたのは、3時半近く・・・ 「トイレに行きたくない?」と誘い、何とか立たせる事に成功し、 トイレのあと車椅子に乗せて、無事に病院まで行く事が出来ました。 結局、見てもらえたのは4時頃でした。 それに祖母は先生の前ではどこも痛くないと言うし・・・ 痛みの原因も腰が曲がっているので、負担がかかって痛みがあるのだろうから大丈夫、との事で解決。 施設から病院までは、車なら5分の距離です。 足や腰の悪い祖母の事を考えた上で、早めに行ったつもりだったのですが、精神的な事はまったく考慮に入れていませんでした。 せっかくいろいろと考えて行動したつもりだったのに・・・ まったくの見込み違いでした。 祖母にもせかせるような事をして、不安にさせて、可哀相な事をしてしまいました。 本当に大変な一日でしたが、また一つ勉強になりました。 でも・・・祖母が興奮して泣いたり、大きな声を出したりしている時に、入居者の方がいろいろと声を掛けてくださいました。 祖母の手を握り、精一杯慰めたり、励ましたり、自分も思わず涙をこぼしたり・・・ 家族と一緒に暮らせない、淋しい、辛い気持ちをこらえて・・・ 痴呆の症状のある方たちなので、つたない言葉ではありましたが 、心に沁みる言葉でもありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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