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カテゴリ:読書
大人も楽しめる児童書3巻目です
「アンティークFUGA3」あんびるやすこ著 角川e文庫 もう一人の木霊の長ユイマールは風雅の父が自分たちが変えるまで息子を手助けしてほしいと願ったので 風雅たちの元へやってきたという ユイマールも風雅の兄として「唯」という名前をつけてもらい 3人(?)で両親を救出するべく活動開始・・・ といってもそうトントン拍子には進まない 封じられたアンティークは父親が仕入れたラリックの偽アンティークだということがわかっているが どこにあるのかは分からない 頼みのユイマールも父親の願いで一瞬で来てしまったので周りがどんなところかなど一切不明 ラリックのアンティーク買い取りを始めた3人が 巻き込まれたラリックのジュエリーに宿るつくも神がおこした騒動 つくも神と取引をして願をかなえるために 宝飾店の会長と取引する紗那たち 自然の美しさを最大限に引き出したラリックのデザインの美しさ その価値は宝石や素材で決まるものではないのですね 昔ながらのデザインで凝り固まって、ラリックのコレクションを資産価値としてしか見ていない 宝飾店の会長さんにラリックが目指していたジュエリーの在り方を 伝えることが出来てよかったと思います。 そんなに頑張っても肝心の情報は取引した精霊「スワロウ」からは貰えなかったんですが 別口から貴重な情報をもらって 今度こそイギリスへ行くのかな? 残念ながら角川で文庫化されているのはこの巻まで 続きが気になって仕方がないので図書館から借りてくることになりそうです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.12 17:49:52
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