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カテゴリ:読書
2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:15冊 読んだページ数:4093ページ ナイス数:396ナイス スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想 スープ屋しずくの第2作。偶然見つけて購入。今回も美味しそうなスープが出てきてました。山芋のすり流し食べてみたい。スープ屋に来るお客さんが持ち込む日常の謎系ミステリーですが謎的にはそれほど小難しくはなく、読んでいると何となく予測がつきそうなものです。最終話だけは1作目と対比するように浅野さんの奥様静句さんが関わる話になっていてこれだけが犯罪の匂いがする感心になってました。私の中で印象的だったのは2話「シチューの人」でした。 読了日:3月28日 著者:友井羊 虚空の旅人 (新潮文庫)の感想 今度の舞台は南のサンガル王国。新王の即位式典へ親善使節として訪れたチャグムの話です。チャグムの成長が著しく、シュガじゃないけどとても誇らしく思いました。バルサやタンダ、トロガイと経験したことがしっかり根付いていて今後の成長も期待させてくれます。ただ、チャグムは為政者側に立つ人間なので試練が続くのでしょうね。2重の意味で狭間にいるチャグムの今後に期待させてくれる1冊でした。 読了日:3月26日 著者:上橋菜穂子 アンティークFUGA 番外編 澳門骨董譚(まかおこっとうたん) (YA!フロンティア)の感想 これで出版されているシリーズは最後なのが残念。今回骨董3兄弟はFUGAに持ち込まれたドレッサーのつくも神の願いを叶えるためにマカオへ。また飛んでもない方法で豪華旅行を引き当ててましたけど(笑) 今回も風雅たちには儲けがなかったけど大団円で終わって良かったです。 読了日:3月23日 著者:あんびるやすこ 夢の守り人 (新潮文庫)の感想 前半なかなか読み進めることができませんでした。夢のまどろみから抜け出せなくなっている人たちの想いに引きずられるかのように重たくなってしまいました。花の咲く夢の中にとらわれているチャグムをタンダが現実へ帰るように諭しているシーンが印象的でした。夜の力と昼の力の境目に立ち人々の魂が死の淵から落ちてしまわないように。。夢の守り人という言葉が心に染みました。また時間をおいて再読したい本です。 読了日:3月22日 著者:上橋菜穂子 アンティークFUGA (6) 永遠なる者たち (YA!フロンティア)の感想 完結しちゃいました。児童書らしくいい感じの終わりかたです。永く生きるつくも神たちは人間の嫌なところや醜いところもたくさん見せられて傷ついてしまうけれど、つくも神はその人間に愛され、大事にされた物に宿るんですよね。レッドアイが敬われ慕われた記憶を思い出せて良かったです。最期の精霊の契約にはほっこりさせてもらいました。番外編も読みます。 読了日:3月18日 著者:あんびるやすこ アンティークFUGA (5) バビロニアの紅き瞳 (YA!フロンティア)の感想 レッド・アイ強すぎる!!シャナイアとユイマール二人の木霊の長でも封じることができないなんて…しかも相手はまだ不完全な状態なのに。大英博物館の遺物のつくも神に力を借りるのかな?間宮も最期にちらっと登場してましたし更なる展開が気になります。でもこのように巻で一番心に残ったのは小夜さんの生き方です。戦争中ハーフであることは想像以上に生き苦しいと思うのにあるがままを受け入れ、医師の資格までとると言うのは並大抵のことではないでしょう。我が身が痛いです。後一冊で完結。契約が完了した後どうなる? 読了日:3月17日 著者:あんびるやすこ 闇の守り人 (新潮文庫)の感想 シリーズ2作目、こちらも一気に読了。バルサの25年ぶりの帰郷の旅は自らの内面に抱える傷に向かい合い、乗り越えるための旅でもありました。ヒョウル〈闇の守り人〉の正体がまさかああ来るとは!!ジグロが最期に遺した言葉『母なるユサの山並みの底に沈み、自分の罪は、自分で償う』はこう言うことだったんですね。2作目は大人の方に支持されているのがよく分かります。深い。子供の頃に読んだ人も読み返して欲しいと思う一冊です。 読了日:3月15日 著者:上橋菜穂子 アンティークFUGA 4 宝探しは眠りの森で (YA!フロンティア 20)の感想 ついにロンドンへ!風雅の伯母さんの旅行先を巧みにイギリスへ誘導する悪賢さにはちょっと苦笑い。一物ありそうなアンティークディーラーの間宮の依頼でマナーハウスの骨董品の鑑定に訪れた3人。やっぱり風雅はつくも神たちの問題に巻き込まれて、とお馴染みの流れですけど楽しく読みました。つくも神たちが健気。風雅はもう少しで兄たちとの別れが来ることを感じているみたいで切ない。続きも図書館で予約入れました。 読了日:3月13日 著者:あんびるやすこ 精霊の守り人 (新潮文庫)の感想 以前から気になっていたシリーズ。ドラマ化を前に購入。獣の奏者では世界観に入るのが難しかったからちょっと敬遠していたのがもったいなかった。女用心棒バルサが偶然皇子チャグムを助ける導入部から一気に引き込まれました。史書や神話は支配者側の思惑により時に都合よく編纂されてしまう。この話も伝えるべき歴史が隠されていなければチャグムは刺客に狙われることがなかったはず。書き換えを恐れ建国時の星導師が石板に手記を彫り残したことはすごかったですが、最後で役にたったのは先住民の祭りの風習でした。 読了日:3月12日 著者:上橋菜穂子 アンティークFUGA(3) (角川文庫)の感想 [kobo]全巻の最後でユイマールが登場したことで両親に何が起こったのか分かってきた。手掛かりをつかむために会いに行ったラリックのジュエリーのつくも神から交換条件をだされ奮闘するお話。ラリックの展覧会とかあったら見に行きたくなってしまった。最後に手がかりもつかんだので次がきになるのだけど角川ではまだ出てない。。図書館でYA!のを予約してしまいました 読了日:3月10日 著者:あんびるやすこ アンティークFUGA 2 (角川文庫)の感想 [kobo]2巻もあっという間に読了。大人だって楽しめる本です。木霊の長なのにどんどん人間くさくなってしまう紗那兄さん(笑)今回は2つが強固に対であるがために陰陽2つの魂を持ってしまったつくも神が引き起こした騒動のお話でした。つくも神はちょっと可哀想な最後でしたが、最後でもうひとつのコルノの精霊ユイマールが登場。いよいよ両親の行方がわかるのか?先が気になるので次も直ぐに読みたいです 読了日:3月9日 著者:あんびるやすこ アンティークFUGA 1 (角川文庫)の感想 [kobo]児童書だったんですね。軽そうなのが読みたくてkobo内に積んでいた中から選びましたが予想外に面白かったです。半年前に両親が突然行方不明になってしまった中1生何て重たい設定なのにそれを感じさせないなんて!一生に一度のお願いするタイミングがハプニングだったとはいえ、とっさに思い付いたのがお兄ちゃんになって両親が帰ってくるまで一緒に住んで欲しいって…ちょっとはまりました。でも最後までこの文庫で出てないんですね。残念。 読了日:3月8日 著者:あんびるやすこ ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)の感想 ちょっと体がしんどいときだったので今一集中できなかったのが残念でしたが、やっぱり有川さんの本だな~と思いました。今度は切なさ控えめなお話が読みたいです。 読了日:3月6日 著者:有川浩 ストーリー・セラー (幻冬舎文庫) 読了日:3月1日 著者:有川浩 神様の御用人 (5) (メディアワークス文庫)の感想 ようやく読めました。仮採用から本採用になった良彦ですけど、待遇に変わりはなく、交通費なし、福利厚生なし(笑)で続行中。また短編にもどりましたけど今回はなじみの多い神様たちでした。どの話もよかったけど、エビス様のお話はホロリときました。あるくビリケンさん、お目にかかりたいっそれにしても、この本読むと古事記を読まねばと思うんですけどなかなか読めませんね。 読了日:3月1日 著者:浅葉なつ 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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