先日、日記で​「怖い！怖い！日本ユニセフ協会が怖い！」​を書かせていただきましたが、今日は「怖い！怖い！日本骨髄バンクがちょっと怖い！」･･･「ちょっと怖い」です。なんじゃそら(^^:)

ワタクシね、40歳前に会社を退職して、ちょっとしたトラブルで退職以降「生業（なりわい）」としようともくろんでいた悪事（笑）がパーになったもんだで、「これも何かの運命！」と今まで「悪事にしか手を染めてなかったので」少しは世の中の人のために何かしようと色々なボランティア活動を始めたのですよ。

色々なボランティア活動をやらせていただいて、最終的には自治体から表彰状までいただいてそれはそれでよかったのですが、この「世の為、人の為」の一環で30年前にこの「日本骨髄バンク」にドナー登録したのですよ。皆さんご存知かもしれないのですがこの「骨髄のタイプ」なかなか「合致」いたしません。だもんだで「多くの人の登録が必要となってくるワケ」なんですが･･･登録以降、何の音沙汰もなし･･･まあ、ワタクシの骨髄のタイプと合うレシピエント（移植を必要とする方。用語が間違っていたらごめんなさい）がおられなかったからと思っておりました。それはそれでまあ正解といたします。



ある日ワタクシに電話に「日本骨髄バンク」を名乗る電話がかかってきたのです。

「あなたの骨髄とタイプが合致する患者さんが本日2名現れたので、明日こちらの指定する病院に緊急入院してください！」

「よし！やっと2人の人の命を救えるかもしれないチャンスが来た！」と立ち上がったワタクシ。するとウチのツレがちょっと待ってほしいと。

ワタクシ、49歳の時に2回心臓手術を受けておりますし、ツレと結婚して当時まだ4年ちょい。
骨髄移植のドナーは確率がそれほど高くないものの「死ぬ」危険性があります。そしてこの骨髄移植、ドナーは（当時）一週間くらいの入院が必要で「死ぬような苦痛が伴います（骨髄液を大量に抜いた経験あり）」それを考えてツレは「使命感は分るが行かないでほしい」と。まあ奥さんの立場からしたら当然ちゃ当然ですよね。骨髄提供で死ぬ可能性と、入院時の状態で心臓に問題のあるワタクシが耐えられるかどうか疑わしかったからです。結婚4年でダンナに医療事故で死なれちゃ可哀想すぎます。

「いや、オレは行く！」「止めて頂戴！」と言い合いをしている･･･なーんて時に、ワタクシある事に気が付いたのです･･･自分の誕生日です。

ここまで読んでくださった方、全くの意味不明でしょ「誕生日」なんて。
それが日本骨髄バンクのドナーの年齢。

リミットが55歳なのですよ。んでワタクシに電話がかかってきたのが54歳6か月を過ぎたある日･･･
15年以上に渡ってお呼びがかからなかった「骨髄バンク」から「あなたの骨髄とタイプが合致する患者さんが本日2名現れた」15年以上に渡ってお呼びがかからなかったのに突然「今日2名見つかった」？

思わせぶりなこと書いてすみません。
皆さんがこのシュチエーションだったらどうします。

正直ワタクシは「自分の誕生日」に気が付いた時、骨髄採取可能な年齢の人間のギリギリで「全部骨髄液抜いてしまえ」という画（え）が浮かびました。液体窒素等で永久に保存が可能かもしれませんから。真実は分りません。ただこの日記を書くに当たって「単なる言いがかり」だったらまずいので日本骨髄バンクにメールで（電話は秘密らしい）問い合わせをしたら「見事なまでのシカト」。

骨髄をストックしておきたいのなら正直に「採取の限界年齢が来るので保存用に採取させてほしい」と言ったほうが良かったのでは？

結果、さすがにワタクシもツレに折れ、採取はナシに。
そこで「心臓手術を受けたのと家族の同意が得られなかったので今回の骨髄提供はパスさせてほしい」と日本骨髄バンクに電話を入れたら「あー、じゃ、登録から抹消しときますから。じゃあね」ガチャン！で電話を切られました。うーん、態度にも問題あるな。

ってなわけで「怖い！怖い！日本骨髄バンクがちょっと怖い！」

加えてどうでもいいんですが、この時結婚したツレと昨日11月21日で結婚10周年記念となりました！
「スィート10で10カラットのダイヤのネックレスが欲しいな」とツレ。5000万するわ買えるか！バカ！とワタクシ(^^)

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