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カテゴリ:特撮
いがみ合い 大教授ビアスの下、限られた天才以外の人類支配を企む。のだが、問題はその方法。ボルトでは各幹部が毎回作戦を行い、それをビアスが採点する。最高得点の1000点頭脳に達するまで各幹部が競争を繰り広げるという。当初は幹部は3人のみだが、ビアス自らが教育した幹部が現れたり、挙げ句には宇宙人すらも幹部になる始末。宇宙人の場合はビアスが競争を煽るため仕込んだロボットだったが。今でも言えるが当時の学歴や競争原理を皮肉ったような描写が目立つ。 ボルト同様にこちらも競争をするのだが、外部から天才を集めるボルトに対しメルザードの場合、全員が家族というか一族。兄ライジャと弟デズル、それぞれの親衛隊に母である首領マザーメルザードが産み出す怪人。後に登場するビークラッシャーも。皆マザーメルザードが産んだもの。命は取らないまでも、一度仲直りしようとしたライジャとデズルをマザーメルザードは本気で殺そうとしたほど、常に仲違いさせて競わせる。 地球や人類さえ滅ぼしかねないプレシャスを、悪の組織ネガティブシンジケートから守るためボウケンジャーにプレシャス回収をさせる。もちろん悪どころか味方の組織なのだが、プレシャスのためならボウケンジャーにすら平気で色々とする。 例えば、財団存亡の危機に関わる情報が記された人形を、何も説明せずただ燃やせと命令。または敵がボウケンジャーの記憶からプレシャスの保管場所を知ったかと思えば、実はその教ていたのは偽の場所だった、敵にプレシャスが奪われるとわかった途端にプレシャスが使えないようにしてしまい、そのプレシャスの力で変身していたボウケンジャーが変身出来なくなる、など。 悪の組織並みに内情は実にブラックに近い。
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最終更新日
2024.03.07 22:39:16
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