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2020.05.12
カテゴリ：特撮
・次元戦団バイラム（鳥人戦隊ジェットマン）
    異次元（裏次元）から突如地球への侵略に現れ、地球防衛軍の前線基地アースシップを破壊。以降、生き残りで結成された鳥人戦隊ジェットマンとの戦いとなる。しかし、バイラムが普通の組織と違うのは、支配者が不在であること。そのためか、誰がジェットマンを倒しバイラムの支配者になるかを競うゲームを始めてしまう。        次元虫を物に寄生させ、次元獣を生み出す。    そんな中、生死不明になっていた本来のバイラムの支配者、女帝ジューザが地球に現れた。ラディゲやトランはじめ表向きではジューザの帰還を喜ぶも、誰がバイラムの支配者になるかを競うゲームが消えかねない事態にトランはじめ幹部らは動揺を隠せない。     だが、ラディゲは「今更従うつもりはない」とジューザに反逆する事を決意。しかも理由はそれだけではない。天を焦がすとすら言われる魔獣セミマルの卵をジューザが身籠っていたためでもある。だが当然力では敵わず、ラディゲはジューザに罰として人間に変えられてしまう。   ジェットマンとジューザの戦いを見た影響で記憶を取り戻したラディゲだが１人では勝てないため、なんと敵であるジェットマンに弱点を教えるなど利用し弱らせ、ジューザに止めを刺した。    ジューザを倒したラディゲは念願のセミマルを手に入れた。      しばらくラディゲは、まるで取り憑かれたかのようにセミマルの育成に没頭。それもそのはず、セミマルさえ完全に成長すればジェットマン打倒はおろかバイラムの支配者にすらなったに等しいからである。     やがてセミマルは完全に成長、魔獣セミマルに。まったく歯が立たないジェットマンだが…     しかし、バイラムと戦うため裏次元からディメイシア人が、ジェットガルーダで加勢に現れる。それでもセミマルには太刀打ち出来ないどころか、ラディゲはジェットガルーダを奪いジェットイカロスにセミマルと共に襲いかかる。   だが、ジェットイカロスとジェットガルーダが合体したグレートイカロスにセミマルは倒されてしまう。    渾身のセミマルを失い、さらにマリアが作り出したバイオ次元虫、バイオ次元獣すらセミマルの件によりはじめは手を出すなとすら言われてしまうラディゲ。      ジェットマンとラディゲとの戦いに乱入してきた魔神ムー。魔神ラモン、ゴーグを蘇らせるための戦士の血を探していたのだ。ホワイトスワンを攫い生贄にしようとする。香を庇い凱が、さらにラディゲが血を魔神に与え、ついに魔神が復活。     自分の血(戦士の血)で蘇った魔神が言う事を聞くと勘違いしていたラディゲは、何としても魔神を自分の言いなりにしようとする。だが魔神にその気は無い。ジェットマンに倒されたゴーグをラモンが取り込み合体しようとしていたと踏んだラディゲは、バイオ次元虫を大量に使い魔神を洗脳してしまう。   戦いの最中、マリアの正体が、死んだはずの恋人リエであるのが発覚。ラディゲがマリアとして洗脳していたのだ。仲間のピンチのため竜が離れた間、ラディゲに再び洗脳されるリエ。ラディゲは侵攻した次元の生物を持ち帰る趣味があり、地球を侵攻した記念にリエをマリアとして洗脳していたのだ。   一方、トランは仲間どころか敵のジェットマンからも「子供」とバカにされてしまう。怒ったトランは一人作戦を行うも失敗、またしてもバカにされてしまう。   怒りが頂点に達したトランは、洞窟内で怒りを力に変え急成長。帝王トランザとなる。  ジェットマンはもちろん、自分をバカにしたバイラム幹部すら圧倒。かつてジューザが座っていた、本来ならジェットマンを倒した者が座るはずのバイラム支配者の玉座に座るトランザ。    そしてラディゲに、「俺の名を言ってみろ」と問い詰める。リーダー格たるラディゲさえ従えさせればバイラムは支配したに等しいからだ。  「トランザ様！！」と叫ばざるを得ないラディゲ。       しかしそれでもトランザに目にもの見せようと、ラディゲは宇宙の彼方からある隕石を呼び寄せバイオ次元獣、隕石ベムを誕生させた。その正体は、ジェットマンの力バードニックウェーブを無効化する反バードニウム隕石。これでジェットマンを追い詰めたかと思いきや、ネオジェットマンの出現やトランザの横槍で失敗に終わる。怒りの余りトランザの玉座に剣を突き立てるラディゲ。    一方トランザはジェットマンを倒すため強力な兵器を作り出していた。その名は、魔神ロボベロニカ。     なんとエネルギー源は人間。トランザはラディゲ達に対しわざわざコックピットに席まで用意し、自分が乗るベロニカでジェットマンを倒すのを見ていろと言い放つ。さらにはいざ戦いとなるとなんと最初は一方的にジェットイカロスにやられるという手加減までする始末。  そんなトランザに獲物であるジェットマンが倒されるのを横で見なければならないのを屈辱に感じたラディゲ。止めを刺そうと操縦桿を奪うが、トランザと揉み合いになりジェットイカロスの反撃に遭う。       まだ諦めきれないラディゲは、今度は操縦席に罠を仕掛けトランザを襲うが、トランザはベロニカにラディゲのエネルギーを吸収させようとする。しかし、ラディゲは逆にベロニカの全エネルギーを吸収、その隙を突かれグレートイカロスとテトラボーイの連携攻撃により敗れた。そのままラディゲは行方不明に。     行方不明になったラディゲを尻目にトランザは「飽きた」と、ジェットマンを剥製と称し石版に変えようとする。レッドホーク以外の4人を石版にし、残るはレッドのみ。だがレッドホークは謎の戦士の助けを借りトランザに反撃、致命傷を与える事に成功する。       だが謎の戦士の正体はラディゲであり、レッドホークもろともトランザを倒そうと機会を伺っていた。しかしうまくレッドにかわされ、トランザは追い打ちをかけられ負傷、さらにラディゲにより廃人同然にさせられた。結果的に（またしてもジェットマンを利用して）ラディゲはトランザを倒してしまう。      さらにラディゲは、グレイの静止を振り切り力を追い求めるマリアを吸血鬼状態にしてしまう。吸血を繰り返し魔獣同然になりかけたがレッドの説得により力を失い、元のレッドの恋人リエに戻る。      最期は自分を利用してきたラディゲの背中に一太刀浴びせるがラディゲに斬られてしまう。グレイはブラックコンドルとの一騎討ちの末敗れた。  完全にバイラムは崩壊したに等しい。残るはラディゲのみ。   ジェットマンに真の力を見せつけられたラディゲは、ベロニカから吸収したエネルギーを完全にコントロール出来るようになった姿であるラゲムへと変貌。最後の戦いが始まる。      ジェットマンの全ロボの攻撃が効かない強敵ラゲム。巨大化した事で顕になった、マリアに斬られ弱点になった背中の傷すら、バイロックを鎧代わりに合体させ傷を覆ってしまう。      しかし死闘の末、バイロックを破壊され再び露わになった傷に、ジェットイカロスのバードニックセイバーを叩き込まれる。呪いの言葉を吐きラゲムは倒された。 敵組織だから容赦がないのは当然だが、終盤よりも前から平然と仲間を倒してしまうのはなかなか無い。組織力は最悪レベルと言える。
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最終更新日
2022.03.05 11:27:53
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