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2024.03.19
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カテゴリ:歴史


紀元前525年(紀元前6世紀)、カンビュセス二世率いるアケメネス朝ペルシャはエジプトに侵攻。エジプトはヌビアやアッシリアなどに次いで三度も外勢力に支配されてしまう。
 
しかもペルシャ軍は盾にネコを縛り付け、またはネコの絵を描きエジプト人へ一方的に攻撃したという。女神バステトなどネコが神の化身など特別な存在であると崇めていたエジプト人が手出し出来ない事を知ったうえで。
 
エジプトが紀元前525年にアケメネス朝ペルシャに支配されたのは事実。だが、猫云々に関してはこれは創作で間違いない。真偽抜きに単純明快に考えても、壁の門を閉め忘れでオスマン帝国に滅ぼされたと言われるビザンツ帝国のように見られてしまいかねない。
 
それにエジプト人はペルシャ人を憎んでいたのも拍車をかける。カンビュセス二世はエジプト侵攻で起きた出費を、エジプト各地の神殿財産(供物)で賄おう没収せんとしエジプト人の激しい怒りと憎しみを買ったのである。日本で言うならカンビュセス二世の行為は海外勢力が金目当てに神社や寺を荒らすようなもの。当然エジプト人には快いわけがない。
 
そのため、カンビュセス二世の逸話には他に、都メンフィスにて神の化身とされた牛、聖牛アピスにいきなり飛びかかり剣で刺殺。後に祟りにより気が狂ったともされている。だが、後に聖牛アピスのミイラを調査した際刺殺の跡は当然無く、それどころか死因は普通に寿命だったとされている。さらには、そのカンビュセス二世が聖牛アピスの葬儀をちゃんと執り行った記録さえもあるという。
 
にも関わらずそのような記録をされた理由はやはりカンビュセスの行い(神殿財産没収)なんだろうか。エジプト人の怒りや憎しみを込めた捏造が垣間見える。
 
以降アレキサンダー大王が現れるまで100年近くも、反乱鎮圧反乱鎮圧を繰り返すなどペルシャに抵抗をし続けたエジプト。アレキサンダー大王がエジプトに来た際、エジプト人は大王を熱烈に歓迎したという。大王が支配した国で一番繁栄したのもエジプトである。もっとも、繁栄は大王死後、ファラオとなりプトレマイオス朝エジプトを開くプトレマイオスによるが。
 
仮に真実ならあまりに古代エジプトが間抜けに見えてしまう。





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最終更新日  2024.03.19 09:32:11
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