冬を前にして、NZに寒波が襲って来ています。この前の寒波では、
電力消費が増えるのが予想されて、朝の電気消費を控えるように
協力を呼び掛けていました。NZは、冬に電力の消費がピークを向え
ます。
NZの電力の約82%が再生可能エネルギー(主に水力発電)によって
作られています。その穴埋めを火力発電に頼っていますが、近年、
冬場の電力の逼迫が問題になっています。
電力会社は、天然ガスが高騰していることから、石炭を増やしたい
考えがあると発表していますが、労働党政権が打ち上げた、
2030年までに再生可能エネルギー100%で電力を賄おうという
計画がありますので、どうなることやら?
電力を100%再生可能エネルギーに頼るのは、かなりリスクがあると
思うのですが、寒い朝に停電しないことには、国民の目が覚めない
ような気もしています。
ちなみに、NZの電気料金は、1kwhで20セント(約18円)ほどで、
日本の1kwh、約31円と比べると安いかもしれませんが、昔に
比べると電気料金の高騰は、NZの庶民の生活にも大きなダメージを
与え続けて来ています。
さて、労働党から政権を取った国民党に、素晴らしいエネルギー
政策が打ち立てられるものだろうか?
ブログを読んで頂きありがとうございます。
クリックして頂くと、ブログの励みになります。
↓↓↓↓
にほんブログ村