2018/12/19(水)01:57
■ 手塚アニメ「どろろ」主題歌 藤田淑子。 ホワイト☆ハル。
■ 「どろろ」、ペイントで、模写してみました。
私は、いつものカフェテラスで、PCを操作していた。
すると、ウエートレスが、コーヒーを持ってきた。
「何を、描いてるんですか?」
「昔の漫画の、模写をしてるの。」
「えっ、何の、漫画ですか?」
「手塚漫画のどろろ。」
ウエートレスは、PCの画面を覗き込んだ。
「可愛い、キャラクターですね。」
「ペイントで描くのは、結構、難しいよね。」
「マウスの操作が、大変ですからね。」
「さあ、出来た。 後は、コーヒーをのんでからね。」
ウエートレスは、会釈をすると、戻って行った。
---- それにしても、手塚治虫は、偉大だった。 今の漫画家とは、全然、違うな・・・。
アニメや、ドラマの質を、昔のレベルに戻すには、どうしたら良いのだろうか?
私は、コーヒーを飲みながら、アニメ全盛の時代の事を思い浮かべた。
■ どろろの歌
「どろろ」は、手塚治虫の、傑作の一つである。
手塚作品は、やはり、少年漫画や、少年アニメの時が、最高であり、色々な意見もあろうが、それは、「海のトリトン」位で、終了していると思う。
それ以降の作品は、それなりに、価値はあると思うが、それは、小説や、ドラマでも描けるものだし、夢や、ファンタジーも失われていると思う。
それ故、私は、漫画や、アニメとしての魅力は感じない。
24時間TVで放送されたアニメ、「マリンエクスプレス」あたりから、没落は、決定的になったと思う。
このアニメでは、あの、鮮やかな色彩が、失われ、動きも死んでいたし、内容も陳腐だった。
「三つ目が通る」「ブラックジャック」は、見る気もしなかった。
また、知ってか、知らずか、「あしたのジョー」や、「火の鳥」で、(日本乗っ取りを、画策する)創価に接近したのが間違いであったと思う。
「マグマ大使」の様な、地球乗っ取りを阻止する、正義のヒーローは抹殺され、再放送もされない有様である。
(同じく、宇宙人が、地球を乗っ取る事をテーマとした、アメリカの、TV映画の、「インベーダー」なんかも、放送されないのである。これは、偶然か・・・?)
手塚が、もし、弟子の、石森章太郎の「幻魔大戦」でも、アニメ化していれば、その後の展開も、変わっていたと思う。
子弟合体で、夢の、連携プレー!
手塚作品の、本当の魅力を知りたければ、「海のトリトン」以前の作品を観るに限ると思う。
あの、絵が動く様な不思議な感覚、スピード感、躍動感、シュールな音響効果、あの可愛い、主人公のキャラクター、実在しない夢の世界が、少年の心を虜にする。
楽しくて、楽しくて、たまらない世界が、待っているのだ。
今のダサクとは、比べものにならない位、すごい世界である。
最近のアニメに、よく見られる、「イルミナティの、悪魔的な、ひねくれキャラクター」のアニメとは、全然違うのである。
■ どろろの歌 ホワイト☆ハル 手塚治虫 full
■ どろろ