雨釣の釣り日記

　今日は仕事は休みで、４時半に出漁した。１０日前までの高温が嘘のように、涼しくなっている。バイクでは肌寒い程だ。大原を過ぎて、道が海沿いに出た瞬間、ぬくい空気にふわっと包まれる。余程、海水温が高いのだろう。ラ・メールを実感する。


旧暦の８月１０日の月

　５時からスズキ釣から始めるが、音沙汰なし。５時半にカマスが１尾跳ねた。早速カマス用の竿と自作メタルジグを準備し、今季初の投入をして、リールを巻く。すかさず１投目から当たりあり。しかし空中で外れた。その後もばらしの連続ながら、次第に手中に収められるようになった。回りにもカマス釣の若者が５人程ルアーを引いていた。
　６時半までに２０尾程釣ったが、食いが止まった。おじさんが断然トップ。若者は次々に止めた。そこからジグを出来るだけ海底に沈めて引いた。ぽつんぽつんと釣れた、が、地球も釣る羽目になり、ジグを失う。結局１０時までやって、４８尾、２５ｃｍ以上は１２尾、後は２０ｃｍの小型だった。その内アカカマスは４６尾、ヤマトカマスは２尾。切れたジグは５個。また製作せんといかん。
　結局スズキは今日も当たりさえなかった。テトラから平場に場所を変え　、ボラ釣りをする。





１０時半からボラ釣りを始めた。仕掛けは反転籠と手作りサビキの表層釣。この時期のボラは良く肥えて、型も大きい。ボラを嫌う人も多いが、よく引くし、食いようによっては美味い。
２時間で５０ｃｍを４尾釣、本日は終了。山道を通って帰る。




タコクラゲだと思う。この辺では珍しい。


溜池いっぱいのヒシ。

ヒシの実ができつつある。



久し振りに見たサシバ。この時期には家族で飛び、南帰行（北帰行に対する）の準備をするのだが。

カマスは干物と、姿寿司に、ボラは明日味醂干にする。カマスの塩焼きは美味かった。