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朝の内は雲が垂れ込めて、西風が強く初冬のような天気だった。唐泊でアジを釣って、それを餌にして西浦でアオリイカを釣る積りでいたのに、西風の吹き具合で西浦での釣りは無理だと諦めた。唐泊のアジもわずか4匹しか釣れず、いずれにしても、イカ釣りどころでは無かった。
6時過ぎから唐泊のテトラに移動して遠投のコッパグレ釣りをした。豆アジとサバゴが殺到して邪魔をする。撒き餌にはアミは厳禁で、パン粉と麦とヌカのみでも集まって来る。それでもコッパグレも姿が見えだして釣れるようにはなったが、如何せん小型ばかり。2時間も釣って20cmを3匹だけの釣果に終わった。それでも以前の様な大漁を目指す飢えた気持ちからは遠く、淡々とした心境で口惜しさは無い。 9時には釣りは止めて、時間も早いので背後の山を当てもなくぶらついた。 大陸生まれの移動性高気圧に西から覆われて西風が強く、秋を思わせる爽やかさだった。昨日の雨は地面を潤すことも無く、土は乾いていた。 現在の太平洋高気圧は弱く、梅雨とは言えない状況で、気象庁は相変わらずの例年主義に取りつかれている。 放置されたビワの木はたわわに実を付け、黄色く熟れている。誰にも収穫されることも無く腐って行くのを見るのは不憫なので、ちぎって食った。なり物は木から採ってその場で食うのが一番美味い。雨が少ない分味は上々。 手入れされずに雑草や雑木や竹に浸食されながらも、けなげに実を付けるビワも、やがて竹藪になって朽ち果てる定めだろう。 いくつかの溜池を巡ってギンヤンマを探した。今日のような風の強い日はトンボはホバリングをするので良いチャンスとなる。 IMGP8051_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 IMGP8055_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 IMGP8050_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 放棄されてタラの木が茂る畑に一輪のバラが咲いていた。 IMGP8070_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 風が止むと水面は鏡になる。ホトトギスがしきりに鳴いている。 IMGP8072_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 風がおきて水鏡はたちまち曇る。 IMGP8067_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 クマノミズキが一斉に咲きだした。 IMGP8073_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 IMGP8076_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 IMGP8061_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 突然野太い声で鳴きながらサシバが現れて消えた。年々数が減るような気がする。 IMGP8057_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 今日の青空にも負けない美しい青を持つギンヤンマの雄。 IMGP8059_NEW posted by (C)雨釣の釣日記 IMGP8077 posted by (C)雨釣の釣日記 すっかり若葉に替わったモウソウチク。今年のマタケは例年に無い不作だった。山の収穫は秋まで無くなる。 少し寒さを感じながら、サトウ・ハチロー作詞の悲しくてやりきれないを口ずさみ走った。胸にしみる空のかがやき・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 8, 2017 09:02:42 PM
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