雨釣の釣り日記

日の出前に外を見れば、雪が白く見える程、道路や屋根に積もっていて、明けてからの楽しみにしていた。
　中学か高校生の時に教科書で見た、円山応挙の松雪屏風の絵が頭から離れない。松と雪の相性の良さは申し分が無い。松は元々好きな木で、雪と縁がほとんど無い所で育ったので、雪が降ると嬉しくなる無邪気さと相まって、松雪に憧れてしまう。
　9時頃に出て何処に行こうかと思案し、近くて松が有る小戸公園にした。雪は時々降っても積もる程ではなく、早朝の雪はほとんど融けている。


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辛うじて松の幹にへばりついた雪。


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このお気に入りの松には一片の雪も無かった。この松に雪が積もればさぞ見事だろう。


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カモメたちは強い風を楽しむように飛ぶ。尖った翼は指状に開いた翼より強風に適応している。


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雪が薄っすら積もった柑子岳。


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降雪のカーテンが去って叶岳が現れた。


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雷山方面。


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飯盛山にも雪が積もっていた。


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可也山も雪。


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奥山に日が射した。


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井原山か。


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小戸の入り江に浮かぶシロエリオオハム。


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風の中の飛行に疲れたのか、松の枯枝で休むミサゴ。


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