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釣りに行けない腹いせではないが、連日の新型コロナウイルスの感染拡大防止報道にはうんざりする。それなら見なければよいのだが、つい幾らかは見てしまう。
余りにも過剰に警戒しすぎて現状を正確に把握してないのが、イライラの原因になっている。今が大流行の真っただ中で、ウイルス保有者が巷に溢れ返っているかの認識で全てが決められている。 それによって、極度に社会が免疫過剰に陥って自らを傷つけている。そもそも、ウイルスはバクテリアとは異なり、細胞という形を持たず自ら分裂増殖できない。宿主の細胞に取り付いて、ウイルスの遺伝情報をもとに、宿主の細胞を操ってそのウイルスを複製させて殖える。 宿主もやられっぱなしではなくて、免疫機能を駆使して対抗し、やがて抗体を作って回復して行く。ところが新型コロナウイルスに感染して免疫作用が過剰になり、宿主自らの細胞、組織を破壊することがあるらしく、症状が重篤に陥いってしまい最悪死に至る。 これと同じく現状を正確に認識せず、過剰な防衛反応ばかりに終始すると、人間社会自体が大きく傷ついてしまうだろう。 今回の新型コロナウイルス発祥の地、中国の故人が言っているではないか、過ぎたるは猶及ばざるが如しと。 奇妙な連休明けの7日は満月で、天気も良いし、沈む月見と鳥見物とクサイチゴ採取を兼ねて4時40分に出た。晴れた西の空には満月が見えて、もう高度が低い。少し出遅れたと後悔しつつ西へ向かった。 今津湾に差し掛かった時にはもう月は可也山の上に落ちつつあり、西浦の海岸まで持ちそうになかったので、バイクを道路脇に止め、今津湾で月見をした。 北風が強く、唐泊からはヒヨドリは飛ばないだろうと思いつつ、現地の様子を見がてらに行ってみた。 唐泊漁港は相変わらず封鎖されていて、釣り人は誰一人いなかった。先日の志賀島とはえらい違いで、地元の監視が余程きついのだろう。 浜は白波が立って北風が強く、とてもヒヨドリが渡るとは思えなかったので、引き返して毘沙門山の海岸へ向かった。 朝日の下には志賀島。 ハマヒルガオはまだ開いていない。 志賀島を望む。 能古島の上に太陽。 強い北東の風に向かって風を楽しむように見えるミサゴ。家族らしい3羽が絶えず見られた。 小鳥が数羽能古島へ渡って行った。渡るのはヒヨドリだけではなかった。 小鳥はメジロだった。 強風下でもヒヨドリの群れは海を渡ろうとした。 風に翻弄されながらも能古島へ渡って行った。 アオサギは飛ぶ力が弱いので向かい風では進まない。 1羽がボラを捕まえてきた。 空中脱糞。 第1群が渡った後、30分後に第2群が現れた。 光る海面すれすれに飛ぶヒヨドリ。 群れをハヤブサが襲った。 数度の攻撃の後ヒヨドリを捕えたハヤブサ。 ハヤブサの攻撃で一度はひるんだ群れは再び渡りを開始した。 9時頃に鳥見物は止めて、クサイチゴを探してあちこちさまよった。クサイチゴは丁度採り頃だったがイノシシが先に食ってしまい、思うように量が増えない。 何とか500 g ほど採取した。 これまで複数のジェット機を見ることは無くなっていたのが、7日は11時前後に多数飛んだ。何か変化があるのだろう。 6日も少し出掛けた。 ヒメウ。 海に浮かぶカルガモ。 キツネアザミ。 キュウリグサ。 コジャノメ。 アカバナユウゲショウ。南アメリカ原産。かなり殖えている。 ヒラタアブは花粉を食っていた。 モウソウの落ち葉の絨毯の上にキリの花が落ちていた。 もうアジサイが一つ咲いていた。 モミジの種。 カキの枝にハエトリグモ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 7, 2020 09:50:32 PM
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