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17日のすっかり寒さが緩んだ朝に飽きもせずに唐泊へ通う。南から暖気が入って空は雲が多かった。新月の大潮で、この時期は朝の干潮時にはかなり潮が引く。
駄目と思いながらも6時半頃からサゴシ釣りのジグを投げる。何十回投げたか分からないが、ただの一度も当たりは無かった。どうやら終わりが来たようだ。 いつもはここから餌釣りで挽回するので、反転篭釣りに転向した。ところが1投目からマルアジの10cm位の幼魚が殺到した。この時点で今日の勝負はついていたが、未練に釣り続けていると、マルアジに加えてカタボシイワシまで加わって万事休した。 天気は次第に回復して日が照ると、気温が上昇して11月中旬とは思えない暑いくらいになった。 余りの不漁に海面の揺らめく模様を見つめた。 海面に多数の鳥の白い羽毛が流れて来た。ウミネコの羽毛だろうが、どこかの海上で鳥山が出来て騒いだ後の産物だろう。 厄介な餌取り。上がカタボシイワシ、下がマルアジ。マルアジはアジの仲間ではモロやクサヤモロなどとともに不味い魚で嫌われる。伊豆諸島で作られるクサヤは、その不味い魚を漬け汁の発酵で匂いを付けて 有効利用している。私は以前一度食ったことがあったが、その匂いに閉口した。 不味いムロアジの仲間の中で和名ムロアジという魚は別格の美味さで、刺身は絶品。高知ではセイメイと呼んでいて、子供の頃によく食べた。 帰り道でツワブキとアザミが同じ場所に咲いていた。 まるで夏空。 16日はそれなりに釣れたが17日はほとんど坊主状態だった。 一時的な気温上昇でも落葉は止まらない。八重桜の落ち葉。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 18, 2020 05:07:03 AM
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