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朝のうちは雨は降っていなかった。今年の梅雨は変則的で、東西に長く延びる梅雨前線は無く、時々西からやって来る低気圧とその前線が雨をもたらしているので、長く降り続くことは無い。かつては太平洋高気圧とオホーツク高気圧の押し合いで梅雨が起きると言われていたのが、過去のことになってしまった。
6時半に唐泊へ着くと、1人だけ港内でアジゴを釣っている人がいたのには驚いた。南西の風が強い。 南の脊振山系は低い雲が懸っている。 セイゴの泳がせ釣とコッパグレ釣りをする積りだったから、さっそく餌のアジゴを釣った。10cmあるかなしかのアジゴは港内で10匹すぐに釣れた。 テトラで早速泳がせ釣を試みてみると全然気配も無く、コッパグレ釣りを併用すると餌に群がるトウゴロイワシを狙ってセイゴが現れるので延べ竿でコッパ釣りを始めた。 しばらく釣っていると、南風が次第に強まって竿を振ることすらままならなくなって来た。ここは粘ってみても無駄なことは分かっている。迷うことなく道具を畳んで西浦へ移動した。 西浦へ着く頃には雨が降り出した。港内で延べ竿で釣り始めた。潮は大潮の満潮近くになってコッパグレは釣れなかったが、セイゴがボイルした。すぐに仕掛けを準備して唐泊から持ってきたアジゴを投入した。 雨は強く弱く降り続いている。本格的な雨釣になった。降りしきる雨の中、雨粒を眺めながらただ一人釣りをするのは悪くない。 泳がせ仕掛けを投入すると、セイゴがアタックするのが見える。しばらくして合わせるも掛からない。前回はことごとく釣り針を飲み込んでいたのに今日は食いこまない。7匹ほどあったアジゴは消耗して残り2匹になって、これまでより道糸の出の勢いが良い当たりが有り、しばらく引かせた後合わせるとヒットした。どんどん引き寄せると40cm近いヒラセイゴが海中で煌めいている。網で掬うのが好きでないので、このぐらいのセイゴならブリ上げられると、カツオの1本釣りのように竿を振り上げると水面で外れてしまった。ざまあみろとばかりに煌めいて海中へ消えた。 結局セイゴは1匹も釣ることは出来なかった。コッパグレは雨の中で続けた。撒き餌と付け餌の団子が雨に濡れないように工夫する必要がある。ほとんど釣れない中で運の悪いチヌが食い付いた。延べ竿で40cmを釣るのはかなり面白い。この時は前回の失敗を教訓に網で掬ったら、針は口の皮1枚に辛うじて掛かっていた。 滲みた雨で全身濡れて12時に帰った。この頃には雨は上がっていた。 大潮の満潮で海面が上がっている。 4日。 西浦近くの県道脇に5m以上の木に奇妙な白い花が咲いていた。名は分からない。 帰りの楽しみのハス。例年舞鶴公園のお濠のハスを見に行っていたが、我が普段のフィールドで見られるのは有難い。 綺麗なようで綺麗でない感じのヒメヒオウギスイセン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 5, 2023 05:28:43 PM
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