カテゴリ:あれこれ
「私○○がとても好きなんです」と相手が言ったとき 「○○」は食べ物でも、趣味のものでも、何でもよいのですが それに対して、 「えー!○○が好きなの?私、それ嫌いだわ。」と答えてしまうと 相手との人間関係や話の流れにもよりますが 少なからず、相手は否定されたような気持ちになるものです。 嫌いなものは嫌いだから、本当のことを言っただけ、ということなのでしょうが 「あなたはどうですか?」と聞かれていない限り、わざわざ言う必要はないように 思います。 また、嫌いなのに「私も好きです」とまでは言う必要はありません。 「ああ、○○が好きなんですね」「どんなところが好きなの?」と 相手の気持ちを受け止めてみるようにしましょう。 同じように好きなものだったとすると、 「私も好きですよ」と言うのは、聞かれていなくても「共感」している ということを示すために、表現してもかまわないと思います。 けれども、どうしても賛成できない、納得できない、受け入れられない というやり取りの場合は、きちんと理由を示して、思っていることを 正直に言う方が、お互いのためによい、ということもあります。 このように、「思ったことを正直に言う」というのは、時と場合、 相手との距離感などによって、 そうしたほうがよいときとそうでないときが あるということです。 よりよい人間関係のためには、今どのように話せばよいか、ということが 「人間関係と話し方」の講義テーマとなっています。
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最終更新日
2024.07.26 14:28:40
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