カテゴリ:あれこれ
「報告」というのは、事実を知らせることで、 その「事実」に対して、意見を述べることではありません。 また、会社だけではなく、実生活の上でも、「報告」ということは あらゆる場面で、起こっています。 子どもが学校であったことを親に話す。 友人との会話で、見てきたことを話す。 など、誰かに何かを話すときには、報告をもとに話をしていることが多いものです。 ほとんどの場合、報告に、意見や考えをプラスして話しているので 本来の「報告」にはなっていません。 本来の「報告」はありのままの事実を正確に伝えることです。 事実は一つですが、それに対する考えや意見は、さまざまです。 よく引き合いに出される例ですが、 「ある地域の、靴についての調査をしてきなさい」という指示に 一人は、上司に 「あの地域には、靴をはいた人がいないから、きっと売れますよ」と言い、別の一人は 「あの地域には、靴をはいた人がいないから、売れませんよ」と言った、という話です。 上司への報告は事実だけを正確にということですから 「ある地域には、靴をはいた人がいない」ということだけでよいのです。 売れるか売れないか、というのは意見であって、そこの部分は 聞かれていないところです。 だらだらと、自分の意見や言い訳とともにする報告は 「その部分は、もういいから、結論はどうなの?」と聞き手に思わせてしまいます。 できるだけ簡潔に、客観的に、結果から先に、というのがよい報告の仕方です。 今日もごらんいただき、ありがとうございます 大阪 梅田 西梅田 堂島 話し方教室 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.08 14:02:58
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