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「これでは埒が明かないから、違う方法を考えよう」
「いつまでたっても埒が明かないから」 など、会話の中でも使うことのある「埒が明かない」 事態が進展しない、問題が解決しない、と言うときに使います。 ではこの明かない「埒」とはなんだろう? 気になって調べてみました。 「埒(らち)」とは、囲いや仕切りのことを指し、主に馬場の周囲の柵のことを いうそうです。 1093年に上賀茂神社で始まった神事「加茂競馬(くらべうま)」が人気となり 早く柵が明いて、競馬が始まらないかなと観客が言い始めたという由来があるそうです。 「おお!埒が明いたぞ、もうすぐ始まるぞ」と言う感じだったのでしょうか。 本来は、物事のカタがつく、問題が解決する、と言う意味で 「埒が明く」の方がよく使われていたのですが、 現在では、そうではないという使い方の「埒が明かない」の方が よく使われています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.10 14:21:17
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