うっき~stage2気まぐれ日記

2005/01/27(木)09:54

臨時職員の悩み・・・(-_-;)

身近なこと(52)

臨時職員…つまり常勤でなく必要に応じて出勤する職員。 昨日、最後の源泉徴収票が来た。 給料所得のある人なら誰もがもらう。 今年も確定申告の時期が来た。 勤務先分6枚の紙を並べて一応計算してみる。 「や・や・やばい・・・」 学校の教員を辞めるまで 確定申告とは無縁だった。 辞めてからは、フリー・ティーチャーになったわけだが、 聞えはよいが、結局パート勤務や日雇い労働者と変わりない。 有給もなければ、社会保障もない。 事業内容が変われば簡単に首も切られる。 基本的には旦那の収入が頼りであり、私はれっきとした要扶養者であるのだ。 これで生活しようなんて無理である。 私のような職種をフリーでやっている人は少なく、 未開拓な部分でもあるので、正直金額的に待遇がいいとはいえない。 これは、田舎に行くほど顕著である。 町の考え方と財政にも簡単に左右される。 退職後1年非常勤で学校に勤めたときの時給から考えると その半分にも満たない。 仕事内容は明らかに今のほうが、密度も濃く責任のあるものといえる。 でも、絶対に必要だと声を大にして言いたい! 田舎にだって子どもの発達のケアや親のケアをする場は、 これからどんどん必要になっていくと思う。 それが証拠に、6市町から声が掛けていただいて、仕事してるわけだから。 まあ、今までは学校教員に比べれば抑え目の報酬だったおかげで、 何の悩みもなく確定申告を迎えていた。 しかし、今年はやばい。 毎年2つ~3つのペースで仕事が増えていたので、嫌な予感がしたが…。 根がずぼらな私は、家計簿さえ付けたことがない。 ましてや、必要経費なんぞ考えて領収書をとっているはずもなく、 交通費も自腹なので何とか今から計算してみよう。 世に言う「103万円の壁」が私に大きくのしかかってきた。 越えるか越えないか…越えるならド~ンと越えるように、 待遇もっと良くしてくれ~! 私の仕事にほとんど口を出さない夫に 「仕事減らせば」 と言われてしまった。 …どこをどうやって減らせばいいんだ~! そもそも子どもとの時間を持ちたかったから 仕事を辞めた私は、 また、大きな矛盾を感じてしまう。 アメリカではこういう類のフリーターは社会的地位が高いそうだ。 日本は福祉職…合わせてパート労働者や契約社員をなめている。 新聞にケアマネージャーの金銭的待遇の悪さも書いてあったが、 こんなんじゃ明日の日本危ないぞ! 福祉職に就いている人たちにそう悪い人たちはいないと思うし、 金銭目当ての人だってあんまりいないと思う。 やっぱりみんな人のために役立ちたいとか、自分のやりがいを求めて、誇りを持って仕事していると思う。 パート勤務だって自分の生活スタイルに合わせて、その働き方を選んでいるだけで、人一人の労働力には変わりないはずだ。 けど、それをいいことに待遇の向上が進まないのはよくないと思う。 福祉は人的資源が一番の財産だ。 とんでもないところに税金投入しないで、 こういうところに使って欲しい…とほんとに思う。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る