暴れ天竜…天竜川、川下りの事故が胸に痛い。
長野県の出身なので、天竜川は身近に感じます。
事故のニュースは浜松ですが、
天竜川は長野県から流れ出している川だから。
昔から『暴れ天竜』と言って、
川の近くに住む人には恐れられてきたのです。
毎年氾濫し、その両岸を削り、結果急斜面ができ、
近年氾濫を防いでからは
二十世紀梨やお茶の栽培が盛んになりました。
と、知ったような口振りですが、
私は天竜川を見たことが有りません(!)
長野県はとても広いのです(全国で4番目)。
北信、東信、中信、南信と天気予報も違えば
方言も習慣も全く違います。
だからこそ小学生のうちから
県の地理文化特徴についてかなり詳しく教えられます。
(あらゆる祝い事・行事の場面で『県歌・信濃の国』を歌う…)
暴れ天竜…天竜川の上流にあたる長野県では、
天竜川は畏れ、敬い、人知の届かぬものとして
たくさんの民話も伝わっています。
そして毎年、天竜川では事故が起きます。
事故に遭われた方は災難ですが、安全面が軽んじられて
観光(収益のための)が独り歩きしている気がしてなりません。