紅子のセレブなグルメ日記

2013/04/10(水)20:40

吉兆の鯛茶漬けに興味津々@東京吉兆

和食(210)

今日はあんまりお日様がでなくて、空気もヒンヤリだし、結構涼しかった一日。明日はまた更に肌寒いそうだけど、どうなのかな?そんな中、エレベーター点検のために家を早く出る羽目になりました。なので、時間がたっぷり。奇しくも物産展ラッシュだったので、日本橋三越→銀座三越ラインのデパートをすべて渡り歩くというアホなことをして時間をつぶしました。最初は日本橋三越のイタリア展から出発。ここで美味しそうなものがあったらランチ代わりにしようかと物色してみましたが、これといった心魅かれるものはなく・・・。まあ、後日ピッツァを食べにもう一度こちらにはくる予定なので、それはまたその時に。その後、日本橋高島屋に移動して、味百選を物色。と、そこのイートインに私の大好きな鯛茶漬けがあるではないですか!!しかも、東京吉兆。鯛茶漬けごときにはいいお値段ですが、吉兆ブランドにしてはリーズナブル。これは食べてみるしかないでしょう。って、ことで入店決定。タッチの差でご老夫人たち席を取られ、しばし待たされることになりましたが、5分ほどで入店できました。カウンターのみの席で10席ほど。座席間隔はすごく狭いので、さくっと食べて、さっさと出るという感じですね。メニューは鯛茶漬け一本。なので、席に着くなり、お茶とおしぼりが出されて、5分足らずでお料理が登場、という学食並みの速さです。配膳されたお料理はこちら。鯛茶漬け。上半分はおかず、左下が鯛、右下がごはんです。おかずのアップです。左から時計回りに、煮物(さやえんどう、ごぼう、ニンジン、椎茸、こんにゃく、鳥つくね)、帆立と筍の木の芽和え、昆布と柴漬け、わさび、海苔、フルーツ寒。ゴマダレに漬けこまれた鯛。カウンターのところに一膳目は鯛の漬けをわさびと海苔で巻いて、2膳目はお出汁をかけてお茶漬けにして召し上がってください、という食べ方が書かれた紙が貼られていました。目の前には出汁の入った急須がおかれています。私は生はダメなので、しょっぱなからごはんに鯛を全部乗っけて、お出汁をかけてお茶漬けにして食べました。お出汁をかけると、鯛がいい感じに煮えてとっても美味しそう♪では、実食!!お茶漬けのアップです。鯛は残念ながら養殖もの。でも、結構たっぷりあったので、確かに二膳はいけますね。練りごまがたっぷりと入っていて、全面に胡麻の味が出たタレです。それにお醤油や若干のお砂糖で味の調整がされた感じで、オーソドックスといえるゴマダレのお味です。王道といえば王道ですが、面白みがない、と言われればそうかもしれません。味は濃いですが、お出汁で割るとちょうどいい塩梅になっていたので、その辺は流石かなあって思いました。おかずの方ですが、野菜の煮物は、関東風のお醤油でしっかり味付けされたもの。お野菜にしっかりと味が入っていましたが、なんとなく上品さに欠けていて、野暮ったい感じを受けました。なんで京風な煮方じゃないのかしら。木の芽和えの方は、春らしくてこれはなかなか美味しかったです。昆布やお新香はまあ普通だし、フルーツ寒も、普通レベルのデザートでした。これで吉兆としての評価をするには可哀想かな、という気はしますが、吉兆という看板を出しているにしてはちといただけないかなあ、っていうのが正直なところ。これが1000円足らずの定食であれば文句はないのですが、吉兆ブランドとして出しているには期待外れなところがありました。もうちょっとゴマダレに工夫があってもいいんじゃないかなあって思いました。少し残念気味でしたが、まあ食べられてよかったです。

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