肉肉しいハンバーガー＠ＢＬＡＣＯＷＳ

朝はかなり冷え込んだけれども、日中は風もなく、穏やかに暖かだった一日。空気が乾燥しているのが気になりますが、休日はやっぱりお天気なのがいいですね。そんな中、美容院のためにお出かけ。で、折角なので、その辺りでご飯を食べて帰ろうということになって、色々と考えた結果、久しぶりにグルメバーガーをたべることに決定。ここら辺でグルメバーガーといったら、やっぱり一度は食べておかなくては、ということで向かったのは恵比寿駅からほど近くにあるＢＬＡＣＯＷＳ。お肉専門店のミート矢澤が手掛けるハンバーガー店です。美味しいという評判はずっと聞いていたのですが、なかなか機会がなく、今回やっとタイミングがあいました。巷の評判通りかどうか、とっても楽しみな訪問です。お店に着くと、意外にも空いていました。ランチタイムには行列なんでしょうが、ディナー帯は７割程度の入りで、ウェイティングはないです。晩御飯がバーガーでもいいわ、っていうなら、この時間帯に行くのがお勧めです。席に案内してもらって早速メニュー表を閲覧。バーガーは２０種類前後でその他にスープやサラダ、お肉の盛り合わせ、フライものなど、ダイナー的なメニュー構成になっていました。私はやっぱりチーズ系のバーガーをチョイス。それとサイドメニューを追加することにしました。オーダーを終えてから間もなく、ドリンクが運ばれてきました。ピーチティー。セイロンっぽい紅茶にピーチのフレーバーが入ったものでした。ピーチの香りがほんのりとしていて、美味しかったです。続いてグリーンサラダ。クレソン、アスパラガス、プチトマト、カリフラワー、ブロッコリー、トレビス、ミックスリーフ、レタスなどが入ったシンプルなサラダです、ドレッシングはオーロラをオイルで伸ばしたようなものでしたが、おもったよりもさっぱりとした味わいで美味しかったです。淡路島玉ネギのスパイシーオニオンリング。こういうところに来たら絶対外せないオニオンリングです。ほっくりとした甘さが特徴の、淡路島産玉ねぎのオニオンリングで、サクサクのクランチな衣にピリッと効いた辛味がクセになります、というもの。揚げたてアツアツのオニオンリングは、フリッター的な衣で、普通のオニオンリングよりもサクッとしていました。そこに一味的なスパイスが降りかかっていて、このピリッと感が甘くなった玉ねぎのいいアクセントになって、とてもよかったです。そしてこれらが食べ終わったころにメインのバーガーの登場です！モッツァレラチーズバーガー。ピクルス、北海道産フライドポテト付き。ハンバーガーはデフォルトではタルタルソースとオニオンマリネが入っているのですが、私はそれらは抜いてもらって、代わりにトッピングで、グリルオニオンとマッシュルームを追加しました。側面です。直径はそれほどではないのですが、パティに厚みがあって、高さがあります。構成は下から、ヒール、グリルオニオン、マッシュルーム、パティ、モッツァレラチーズ、ソース、バンズ。久しぶりのグルメバーガーのお姿にご対面で、とっても美味しそう♪では、実食！！バサっと断面です。パティはやや赤みが残る焼き加減です。ジュワっと肉汁があふれるタイプではなく、ぎゅっとお肉が詰まった、ハンバーガーのパティというよりもハンバーグ的なパティで、とっても肉肉しいものでした。バンズはふんわり柔らかで、ほのかに甘味がある感じがしましたが、ガッツリとデッカイパティを支える強度はちゃんとあって、食べると、パティの味を邪魔しない、かつ、お口の中で団子にならず、すっと溶ける、よくできたバンズに仕上がっていました。パティも流石お肉屋さんが母体だけあって、肉の旨味がしっかりとしていて、ハンバーガーというよりもハンバーグを食べているような感じです。肉汁命、という人にはやや不満がのこるかもしれませんが、赤身の美味しいところを使用したこちらのパティは、とっても私好みで、食べやすかったです。ソースはデミグラスっぽいソースで、これも深みがある味わいでパティとよくあって、チーズと絡まるとコクが増して、美味しかったです。トッピングしたグリルオニオンの甘さと、マッシュルームの食感も見事にマッチして、我ながらいいチョイスをしたなあって思いました。タルタルを抜いたので、クドさもなく、お肉本来の味が堪能できてよかったです。ちなみにこちらはツレのオーダーした季節限定の秋野菜のてりやきバーガー。蓮根と牛蒡を練りこんだパティにマッシュパンプキン、千切りの生姜、大葉、白髪葱をのせて、特製テリヤキソースで味付けしたもの。一口もらいましたが、甘ったるくないテリヤキソースと食感の加わったパティがよくあっていて、マッシュパンプキンの甘味がまろやかさを出してくれて、こちらもオリジナリティがあふれた一品で美味しかったです。流石お肉屋さんのハンバーガー店だけあって、パティがすごく美味しくて、大満足でした。ほかのサイドメニューも美味しそうなものもあったので、またそれを食べに再訪したいと思います。