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テーマ:サッカーあれこれ(19844)
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「でもまだわかんないですね。大逆転はまだある。絶対ある。
僕はあきらめないです。」 サポーターの声ではない。去年マリノスにルーキーとして加入し、 わずか3試合しか出場機会のなかった、ある選手のコメントだ。 これは、13節鹿島戦の逆転負けの後のコメントとして、OHPに 掲載された。 13節の鹿島戦の敗戦で、サポーターにも完全優勝をあきらめる 空気が漂った。そのとき、このコメントは多くのサポーターの心に 響いた。最後まであきらめずに戦おうという気持ちを呼び起こした。 「やっぱり、こういう流れになってるんですよ。 最後、磐田と戦って、勝って優勝しなさいと。」 そして、今日発売のサカマガに掲載されたこのコメント。どこから こんなポジティブで、強気なコメントが出てくるのか。普通の選手 だったら、ベストを尽くして結果がついてくればいいとか、試合を 楽しみたい、といった無難なコメントを返すところだろう。 自分たちの優勝を少しも疑うこともなく、まるであらかじめ決まって いる事のように言い切れるこのメンタリティ。磐田の強さの根底に ドゥンガ魂や中山魂があるように、マリノスにもチームを支える魂が 生まれつつあるのかもしれない。何年か後、押しも押されぬ常勝 チームになった横浜の強さを語るとき、それは那須魂と呼ばれて いても少しも不思議ではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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