【京都牝馬S】
冬枯れの良。スローの瞬発力勝負。末脚が切れた3頭が上位。
ミスパンテールは、スタート決め馬任せで中団の後ろ。直線に向き外に出し残300mで追い出すとしっかり伸び余力残しのゴール。これで3連勝。桜花賞4番人気馬が本格化か。
デアレガーロは、1馬身出遅れ後ろから。道中頭上げ宥めつつ後方。直線外目に出し勝ち馬の内に併せる形で切れ味発揮。ゴール前で僅かに遅れた。
エスティタートは、勝ち馬の1馬身後外。直線大外からワンテンポ早く追い出し良く伸び一瞬先頭に立つもゴール直前で僅かに遅れた。1600万下の馬だが別定でも頑張った。
【ダイヤモンドS】
冬枯れの良。縦長のややスローで例年通り最後はスタミナ比べ。勝ち馬は他馬より3kg以上重いハンデを克服してこのレース3勝目。
フェイムゲームは、中後外々。2週目向正で一旦中団まで進出したが3角でまた下がる。直線中団の大外から長く脚使い差し切り突き放した。ハンデ58.5kgと終始外回る大きな距離損が気にならないほどの強さ。相手次第だが春の天皇賞が楽しみ。
リッジマンは、中内々。直線に向き外目に出し勝ち馬と同じ位置取り・タイミングで追い出す。ゴールまで渋太く伸びたが最後に突き放された。距離適性・52kg・大きな距離得で善戦。
ソールインパクトは、抜群のスタートで好位。道中は中団馬群。4角手前から手応え良く好位へ。直線に向き外を仕掛けて一旦先頭。ゴール手前まで渋太く粘るも交わされた。
【小倉大賞典】
冬枯れの良。平均ペース。ハンデ戦にしては珍しく勝ち馬が差をつけて完勝。
トリオンフは、馬任せで中前外。3~4角外を楽に漸進して4角先頭。押しているだけで差を広げゴール前流して完勝。かなりの距離損もありハンデ54kgは軽過ぎた。
クインズミラーグロは、中後外。3~4角馬群に潜り込み4角開いた内に切れ込んで最速上がりで伸びてきた。うまくタメて進路ができて嵌った印象。15番人気だったが力はある。
スズカデヴィアスは、中後内で脚をタメる。4角手前で故障馬のアオりを受け後退。それでも直線外に出しゴールまで良く伸びた。アンラッキーだが力は見せた。
【フェブラリーS】
時計がかかるパサパサの良。前半が後半より4.4秒速い超ハイペース。飛ばした先行5頭が大敗して11着以下に沈むという結果。
ノンコノユメは、1馬身出遅れ行く気なく最後方。終始後方外々。残2Fで先に抜け出した2着馬の3馬身後ろからゴールまでグイグイ伸びて差し切った。距離損関係なしの末脚炸裂。長いスランプを抜け出して完全復活。
ゴールドドリームは、2馬身出遅れて後方の外。3~4角外を仕掛けて4角中後外。直線すぐに仕掛けて反応良く残300mで先頭。そのまま押し切るかに見えたが外から鬼脚を使われ交わされた。大きな距離損と早目に動いた分、やや甘くなった。
インカンテーションは、スタート決め好位も先行勢を行かせて中団。直線に向き2着馬と併せる形で伸び、突き放されることなく最後まで食い下がった。
迫力十分のいいレースだった(=^^=)