ウマ＠イボウ

昨日少し記載しましたが、本日無事最終出社日が終了いたしました。退職は２月末ですが、２／２８はお休みする予定ですので、本日が最終となりました。

午前中は人事の方に諸手続きに行きました。約１１年勤めましたので、何か粗品でももらえるのかと少し期待していましたが、あくまで事務手続きのみで特段、粗品も登場しませんでした。

午後は、机周りの整理などをおこないました。いろんな事務用品を仕分けしているうちに、さまざまな思い出がよみがえり、胸が熱くなりました。

同僚の方にお配りするお菓子を事務の方にお渡しして、配っていただきました。私の大好きな、アンリ・シャルパンティエのフィナンシェを選びました。

夕方になり、お世話になったお客様にご挨拶に向かいました。一人で行くのは心もとないので、長年連れ添った同僚（先輩）に同行してもらいました。お客様にもすでに何度かお別れ会を開いて頂いており、少ししつこいぐらいでしたが、これが最後だと思うとやはり胸が熱くなりました。

就業時間が終わりかけのころに、締めということで、同僚の皆さんに挨拶をさせていただきました。挨拶はうまくないので、話したいことの半分も言えませんでしたが、それがいつもの自分らしいのではないかという思いもありました。また、同僚の皆さんからの思わぬ贈り物でうるうると来ました。

数日前から、最終日は感情が高ぶっているだろうからと、いろいろ片付けなどは事前に済ませておきました。それでも、本日は、想像以上にテンパった状態で、夢見心地で１日が終わってしまいました。そして、もう二度と同じ場所に出社することはありません。

人生にはさまざまな局面があり、めったに経験しない１日や時間や瞬間が、計画的にあるいは突然訪れます。その局面をどのように過ごせるかは、タイミングなどにも左右されるのかもしれませんが、その記憶は人生の財産になると思います。

今回、結果として退職に至りましたが、自分で納得するように選択したものであり、いつも決断する場合はそうなのですが、決して後悔しないような未来を少しずつ作って行きたいと考えています。

とにかく本日は、まわりの方々のあたたかい気持ちに心から感謝した一日でした。