1試合20万円
いよいよFIFA ワールドカップ2006ドイツ大会のチケット付きツアーのご案内が、各旅行社から来ているわけですが。日本代表対クロアチア代表戦を観にいくとして、フランクフルトへの直行便で4泊6日で、エアーのチケット代とホテル代で、お一人様288,000円。ま、これは理解できる。少々高いにしても、時期も時期でエアーもホテルも高いんだろうなぁと納得できなくもない。 問題は、ワールドカップのチケットですよ。日本代表対クロアチア代表戦。お一人様、200,000。え、今、なんて言ったの?0の数が多くて良くわからなかったけど。いくらだって?20万円ですよ、20万円。1試合観るのに、20万円。いやぁ、これには驚きました。ま、同じようなツアーが48万円だったので、エアーとホテルで28万円なら、試合のチケットは20万円くらいというのは、よく考えればわかりそうなものだけど。 ちなみに日本代表対オーストラリア代表戦も、同じく20万円。日本代表対ブラジル代表戦は、ちょっとお高くて23万円。それ以外のめぼしい試合はと言うと、まずはドイツ。ドイツ対コスタリカ戦、ドイツ対ポーランド戦、エクアドル対ドイツ戦は、どれも手配不可。ま、地元開催だから当然といえば、当然。開催国の試合が余っているようじゃ、困ったもんです。 続いては、スウェーデン対イングランド戦23万4千円。イングランド対パラグアイ戦20万8千円。イングランド対トリニダードトバゴ戦18万8千円。と、相変わらず人気なのが、イングランド。あとは、オランダ対アルゼンチン戦の20万8千円。オランダ対コートジボワール戦15万8千円。セルビアモンテネグロ対オランダ戦15万円。とオランダが人気。最後は、ブラジル対クロアチア15万8千円。ブラジル対オーストラリア戦13万2千円というわけでブラジルでした。 国別お値段ランキングで言うと、1位ダントツの開催国、ドイツ。2位が東洋の神秘、日本。3位にサッカー発祥の地、イングランド。3位にトータルフットボールのオランダ。4位に前回優勝国のブラジルといったところでしょうか。やったー!!日本が2位だ。って、喜んでいる場合じゃない。 ドイツやイングランド、オランダ、ブラジルのチケットが高いのは、わかりますよ。強豪国だし、おもしろいサッカーやっているし、ヨーロッパ中から、あるいは世界中から観たい人が集まるというのは。しかし、日本。ワールドカップで注目浴びるほどのチームか?Non!断じて否!これって、日本からたくさんのサポーターが行くからの値上がりでしょ?つまりは、ワールドカップバブルなわけでしょ。スタジアム埋め尽くすのって、日本人だけなんじゃないの。っていう僕も、ドイツ行こうかなと思っているんで、偉そうなこと言えないけどさ。 1試合20万円。川崎フロンターレの試合なら、シーズンチケット10年分買えますよ。シーズンチケット、2万2千円ですから。Jリーグ年間34試合+ナビスコカップ3試合。ま、2千円はナビスコカップ分として、1年間2万円として10年分。川崎フロンターレの340試合と日本代表の1試合が同じ値段。はたしてそれだけの価値のある試合を見せてくれたらいいのですが。 ドイツまでの往復航空運賃、ホテル代、日本代表対クロアチア代表の1試合のチケット、スタジアムまでの往復バスツアー。僕とかみさんの二人分で、合計1,004,000円。その感動、priceress。になればいいんですけど。なんだかんだいって、申し込んじゃいましたよ、まったく。どちかというと、「どうすんだよ、オレ」といったオダギリ・ジョーくんみたいな気分です。