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アメリカが風邪をひくと、日本がくしゃみをする。
あるいはアメリカが風邪をひくと、日本が肺炎になる。 しみじみと実感してしまう言葉だ。 かつての大ベストセラー、近藤紘一著の「サイゴンから来た妻と娘」シリーズにも、同じニュアンスのことが書かれていた。近藤さんは産経新聞の記者。ベトナム戦争が現場で取材し、ベトナム人女性と結婚して、連れ子も養女にした。 ベトナム戦争でベトナムが負けなかった要因の1つに、食糧が豊富だった点があげられていた。長引く戦争で見たところボロボロに傷ついていたけれど、日本の終戦まぎわと違って飢餓の危機がなかった。果物がそこら中でとれる自然の恵みが幸いした。 やっぱり国内の食産業を守るって大切なことなのでは?否、何も食産業に限ったことではないのだ。 アメリカがここまで弱くなったのは、人件費が安いからといって工場を東南アジアに移してしまい、結果として失業者が増えてしまった。汗水を流して働くことの尊さを忘れ、マネーゲームに明け暮れた。 いちばん信頼できるものは、やっぱりお金ではなく、友人であり、家族であり、生きがいなのではないかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月20日 12時01分01秒
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