あのときかもしれない

　マジ夫の日本出張が決まった。
８／２８にＳＹＤを立ち、９／４に戻ってくる事になった。
（しかし、冬のＳＹＤから、残暑厳しい日本への出張は気の毒…）

　何をお土産に持っていくべきか。
マジ夫に、何を日本で買ってきてもらおうか？

　さあ、連絡事項、連絡事項。と、今日も、義両親＆実家に電話をした。

夜、マジ夫が帰ってきて、協議する。

それはさておき…
マジ夫は、３人兄弟。
（マジ夫→弟、妹）

　この義妹の事も話題に上った。
　私達は、長い間、義妹に会っていない。
彼に尋ねてみると、
「ボクは、ＬＡに行くとき、成田空港で、会ったきりだ…」だと言う。

　それって…？？？？？？？？
１９９９年の２月１日ではないか。
　７年半もあっていないのか、と、びっくり！


　義母は、「趣味＝家族を支える事」というくらい愛情深い人。
私も、イヤな思いをしたことが一度もない。

　古い家に住み、庭には、梅の木があり、
６月には、家族総出で、梅の実を取り、それから、干したり、塩付けしたり
　手製の梅干を作る。
正月、夏の旅行は一族全員総出がで鉄則の家。
　家事にも手抜きナシ。
いつも、くるくるくるる、働いている。
料理も、美味しい。
　常に、洗い立てのシーツに、ニコニコの笑顔。

　しかし…
義母と、義妹は、疎遠になって、６年くらいたつらしい。
　義妹は、仕事を持っていて、子供がいない。
６年位前に、家を購入した。
　そこらあたりが、諍いがこじれた原因らしい。

仕事を中断してでも、子供を作る事に主眼を置くべし！！
家を買う前に、（買ったら、ローンに縛られて）、子供を作るべし！！

　そういう事を、長年の間、やりあってきた２人。
そこに、家を購入した事で、一気に、バトルとなった様子。

　女同士。
　母親、娘の関係とは、実にムズカシイものだ。

彼女達を見ていてそう思えた。

　義母はワタシとの間には、立ち入った事は何も聞かない。
適正な距離を置いてくれる。
　その彼女が、ムスメの事になると、ヒートアップして、境界線がなくなってしまうとは…。

母娘とは、厄介な関係なのかもしれないと、彼女達を見ていてそう思った。

　しかし、７年半、会っていないとは…。
たまに、テレビなどで、
「２８年ぶりの親子の再会」が取り上げられるが、（懐かしき…小金馬）
　
　（×年も会っていない？
　　　いつのまにか、転居をして、行方不明になるなんて事がこの日本でもあるのかな？）
　　　と、ウソ臭く、思っていたワタシだが…。

　なるほど…
月日の立つのは、早いものだ。
　そして、
人間って、一回、胸のわだかまり事を溶かす事って、難しいものなのだね。

　なんて事を、思った冬の夜でした。