カテゴリ:子どもの話
その昔、
20代だった頃、恋人がいた。 彼は、かなり年上だった。 (彼の年齢を忘れてしまった。健忘症の表れか?) 彼は、「キミに色んなものを見せてあげたい」と言っていた。 色んなところへ出かけた。 色んなモノを見た。 色んな物を食べた(→食べさせてもらった) 色んな感情を味わった。 時が過ぎて、 子供を持った。 息子を見ていて、 「キミに、色んなものを見せてあげたい。」と強く思う。 色んな所に出かけ。 色んなものを見て。 色んなものを食べて。 色んな感情を味わう。 子供を持つって、恋愛に似ているのかも、しれない。 過ぎてゆく、一瞬だけの感情。 通り過ぎていく、二度とは戻らない幸福な時間。 後から感じるのは、痛みと喜びと後悔。 似てるかもしれない。 昔、彼は、私に見せる事で、彼自身の人生も振り返っていた。 私が、今、子供に与えているモノ、時間、 それらはワタシが作ってきたものを振り返り、与えている。 自分の過去を振り返り、それを共に過ごし、伝える作業。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4/6から、2週間、帰国する事になり、興奮している太郎に次郎。 2人とも、リュックサックに、おもちゃを、一杯、詰め込んでいる。 誰が、持つのだろうか???????? 彼らが疲れたら、私が持つしかないのに‥ 「日本に帰ったら、一杯、おもちゃを買ってあげるから、 そうしたら、持ってこれなくなるから、持っていくのは、ヤメようね。」 と説得しているのだが、 「ゼッタイに、持っていく!!!!」と、頑張る息子達。 無事にパッキングは、終わるのだろうか?? 日本に行ったら??? 何をしたい? 何を食べたい?? という疑問にも、「○○を食べたい」「××を食べたい!!」と食べる事ばかりなのだが。 日本を好き。 日本って、楽しい。 キミのお父さん、お母さんが、生まれた国、背景好きになって欲しい。 キミのお祖父ちゃん、お祖母ちゃんを好きになって欲しい。 キミ達は、日本に、好かれている。 キミ達は、HAPPY CHILDだと、分かって欲しい。 子供の頃だけ、せめて、力いっぱい、肯定されるべきだ、と思う。 そんなことを思っている。 日本に帰ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月28日 13時19分09秒
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