2009/05/27(水)00:05
スピアン・キズナを渡ってみると…NEW
カンボジアのプノンペンからバスで約3時間。コンポンチャムに着く。今までに何回もUPしてきた。今日は,'06年9/4の日記の画像・文章大幅増強リニューアル版だ。行ったのは,'06年8月だ。
コンポンチャムの横を流れるメコン川に架けられている橋,「スピアン・キズナ」。日本の無償援助で3年をかけて造られた。9年前に行ったときは建設中だった。8年前に完成なので,前回私が行った1年後に完成したことになる。
以前の対岸への移動手段は,ボートや小舟のみだった。
川沿いの道の階段からでも上がれるが,起点まで行くことにした。
進むと,橋桁が下がってくる。牛たちがいる。
ここが,コンポンチャム側の起点だ。橋の手前のロータリーには,記念碑がある。日本とカンボジアの旗のマークが見える。英語で「Spien KIZUNA」と書かれてある。
橋側から街を見る。こちらには,クメール語で「スピアン・キズナ」と書かれているようだ。
三方あり,最後の一方には,日本語で「きずなばし」と書かれ,下には,「日本とカンボディア王国間の 友好協力のしるしとして 日本国より無償にて譲渡する 2001年」と書いてある。
この橋の画は,500リエル札に描かれている。
新しそうなGSがあり,そこにはコンビニ〈スターマート〉も併設されていた。コンビニはできてまだそんなにならないらしい。
周辺も賑やかだ。経済効果はかなりあったのではないだろうか。町なかののんびりさとは対照的だ。
橋に上がる。車の通行量も,かなり増えたようだ。以前は,ここで道路が止まっていたので,かなり少なかったと思う。
先ほどの階段のところに来た。
下の街を見る。
少し行って,振り返る。橋から望む,コンポンチャムの街。
この橋の完成で,トラックやバスなども多く通るようになった。バスの路線もクラチェまで延びた。
しかし,車の上にバイクとは…('06年12/24の日記でもUP)
大陸をゆったりと流れるメコン川は雄大だ…と思うだろうが,流れはかなり速かった!!
橋の途中で休憩し,談笑する少年たち。橋の上では,多くの人が止まって下や周りを眺めていた。歩道も,ちゃんとある。
詰まる排水溝。完成して,5年なんだが,保守は,どうなっているのか??
コンクリートにヒビが入り,雑草が…
とっくに壊れている回転灯。おいおい,なんでこんなところまで壊れるんや??
橋は,1360m。トンレバットの町が見えてきた…「んん?」前に見えるのは,川というか水浸しというか,なんや??ほんまに地面があるのか??
コンポンチャムに登校?トンレバットから下校??
教会?が水没している??
トンレバット側の起点から,コンポンチャム側を見る。「あれ??」橋が終わった。こちらには,道路が向こうへ伸びているだけで,家もなければ記念碑もない。何にもない。
近づくと,木が水に浸かっている。舟で移動している人がいる!
道路の両サイドは水があふれて川の続きのようだ。対岸の様子は,あまりにも違っていた。
高床式だが,逆に乾季の水がないときが怖いかも…
簡単な橋が架けてあるが,小舟も走る。
小舟から!
牛たち
舟が何艘も走っていた。少し歩くと,レストランや家が現れた。道路の両サイドは,地面があるが,あとは水浸しだ。川に見えるが,おそらく雨季であふれているだけだろう。乾季には,水がひいて水が出ると思う。あるいは,少しあるだけと思う。しかし,すごい水の量だ。
家々は,高床式だ。移動は,舟。自転車を積んで岸まで来て,そこから乗っていく人を多く見かけた。家から下へ飛び込んで遊んでいる子どもや,魚を捕っている子もいた。
入り口は陸地だが,裏は水上のレストランが何件かあり,しばらく歩くと,トウモロコシを焼く店などがズラリと並んでいた。さらに行くと,民家や街があった。
この町は,どう見てもほんまの田舎の町だ。コンポンチャムものんびりとしているが,こっちはもっとのんびりだ。ただし,道路沿いに開けているので,車の通行が多くてうるさい。国道から外れたとこへ行くといいが,水に浸かっている。
しかし,これでも橋が開通後は変わったのではないだろうか。今までは,車の通行などほとんどなかったと思う。通過する車両が多いだろうが,こちらはこちらで経済効果はあったと思う。レストランには,観光バスに乗った団体さんが来ていた。
こんなとこ歩いている外国人など誰も見かけなかった。しかし,なかなか興味深かった。
1位などは狙ってません。でも,上位に近いと目につきやすいので,少しでも多くの人々に訪問していただけると思っています!
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