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テーマ:放送大学(673)
カテゴリ:発達科学の先人たち
小さい子どもが、夢みたいな現実にありえないことを言うことがあるけど、それはそういう段階にいるからなのだ。
このテキストには説明の中に出てきた「同化」「調節」「シェマ」といった言葉の説明がないので、教員向けの試験のサイトで調べたら、とてもわかりやすく書いてあった。 【認知発達段階論】 ・(2歳ぐらい) 感覚運動知能の段階 ・・・反射的な動き、言葉ができない ・(2歳から7歳)前操作期・・・感情、大人に服従する、言葉を使う、自己中心的 ・(7歳~10歳)具体的操作期・・・保存、協同作業、自己中心性から脱する ・(11歳~) 形式的操作期・・・仮説を立てて、論理的に考える 【保存】 7歳以下のこどもは「保存の概念」がない。例えば、水を入れたコップを違うコップに入れ替えたとき、コップの高さで、水の量が変わると思ってしまう。 【操作】 実際に自分が行っていた動作を、頭の中で正確にイメージできる→操作ができた! 【均衡】 シェマ(スキーマ)を「同化」し、「修正」していくと、新しいシェマができる。ある出来事が既存のシェマで解決できないとき、間違ったシェマを修正し、新しいシェマを付け加え均衡を保とうとする。 つまり、人は、上手く対処できない新しいことに遭遇すると不均衡が生じる。知的な意味で不均衡を体験するとそれを解消しようとさまざまな活動をして、バランスを取ろうとする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.13 16:43:44
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