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2004年07月18日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「新橋で鉢巻ネクタイ千鳥足を目撃・・・本当にいるんだ・・・」
こんんばんは。

異常な暑さと湿気に、テカリが留まる事を知らない今日この頃・・・いかがお過ごし?

「ってらんね~」
「ってんだよっ!」
「ったり~」

こんな言葉が街中を飛び交っている。
というか、率先して言っている。

主語がないどころか、前半部分の発音すら出すのが億劫である。

今日の極意は結構インテリジェンス(文献からのパクリ)

私は以前(1999年頃)ノッていた。
なぜかと言うと、ご存知の通り「ノストラダムスの予言」
ブームにノリにノッていたからである。

やれ「コンピューター問題」やら「核が落ちる」やら「大地震が起こる」やら「隕石が落下する」やら・・・・

全て待っていた。

ノッていたというよりも「待望していた」

何かを頑張っている奴を見ては
「だめだめ~おっこってくるんだから!やめときぃ~」

やっかいな奴である。

自分で待ちわびるならまだ良いとしても、周りを巻き込んでいた。

最近でも以前の私ほど「剥き出しのトンマ」ではないにしろ
どこか「クール」な意見をよく聞く。

「人生なんて死ぬまでの暇つぶしさっ」
「20代のうちにしかできないことってあるジャン!だから、
今はアジアを知っておきたいんだ!」
「30までは好きにさせて~」
「今がよければそれでいいんじゃん?」
「どうせやったところでたかがしれるじゃん!」

別に何が良いとか悪いとかではない。
こういった「ニヒリズム」←(インテリジェンス)に走るのは
非常に乱暴かつ安易な結論である。

難しい言葉を使うと膝の裏が痒くなる。

私も本気で毎日空見て「テポドン」が降ってくるのを待っていた側
なので、言える立場ではない。

ただ、何だか最近年下と話すと「悟りきってる風」の
人が多い気がする。
何かさらっと聞くともっともらしく聞こえ、説得力もある風である。

ただ、「裏づけ」が皆無なのだ。
全部自分の賢い風の頭で「先読みして」こんな世知辛い世の中で・・・みたいなことを70過ぎのお爺ちゃんみたいに言ってる。

そういう話を聞くと「すごいね~・・・で、やった事はあるの?」
と聞く。すると120%「無いけど分かる。」と言う答えが返ってくる。
それ以上は何も言わないようにする。

何かを言ってもそこから生まれてくる物がないから。
「テポドン待ち」をしていた頃を思い出すと、
「悟りきっている風」+「やったつもりになってる風」+「やっても結果は見えている風」の三大逃避極意を駆使していた事が分かる。

理論でまとめる事が得意な方ではないのだが、その頃は
物凄く簡単に、そして乱暴に「結論」荷まで持っていってたな~
と言うのがある。その事で「脳みそ」が怠慢になっていたな~
とも思う。

どっちを選ぶのも自由だ。ただ、最近はこれだけ重たい「脳みそ」みたいなものを頭の上に乗っけてるんだから、さっさと「結論」
に持っていって「悟り風」で悦に浸るより、何か「意味」っぽい
ものを付けて考えて見る事をやっている。
非常に苦痛になる事もあるが、これくらい刺激与えてやらんと
本当に耳から「脳みそ」が垂れてくるような気がする。

今日は凄く使い慣れない言葉を使った。

「脳みその基礎代謝」と言う物があるとするなら、上がってるはずである。

明日は脳肉痛だろうな・・・

★★★★★★★★★★★★
思い出迷子自己陶酔編
★★★★★★★★★★★★
「鼻毛を指摘する愛・・・見逃す哀・・・・」
こんばんは。

今日は久々に実家に帰った。
実は鎌倉っ子である。

ただ、エンゲル係数が一般家庭より低くなった事は無い。
「鎌倉=ブルジョワ」というのは安易だし乱暴だ。(これ気に入ってる)
家計は真っ赤だったが、食べる事に困らせる家ではなかった。
常に肥えていた。

近くに教会がある。
そこが、小学生から高校生までの遊び場であった。
「ん?高校生?」と思われた方。
高校2年まで「台湾リス」を捕まえる事に命を懸けていたいた私・・・今度その極意もお教えいたしましょう。

その「遊び場」にふと足を運んだ。
そこには10数年間変わらない風景があった。

シスターも相変わらず年寄りのままな気がする。
そのシスターを「エアガン」で襲撃した事を思い出し、
「ごめんなさい」と心で唱える。

ずっと気に入っていた「木」がある。
名前はわからない。
ただ、すごくソイツとはウマが合った。
そこから見える風景がその当時は「世界」だった。

「どうしよう?」
凄く上りたいが、シスターもいるし、人通りも多い。
何より今の俺が上って平気か?

不思議なものである。
「あ~大人の階段上っちゃたんだ・・・・」
なんて事を呟いてみたりした。

「この木・・・縮んだな・・・・」
「俺が大きくなったのか・・・・」

これが言いたかった!!!

言って見て思ったこと。
「痒くなった」
以上である。

それ以上に周りの目と体重を気にして登らない、そして
思い出に浸っている己に苛立ちすら感じてきたので、

「えぇ~い!ままよっ!」

登った。

すっごく低く感じた。
そして狭く感じた。
ただ、すごく気持ちよかった。
何でもやれる気がした。

登らなかったら、センチな思い出みたいに心にしまって
「大人になって失った物」みたいなテーマで書いていたと思う。

登ってよかった・・・ヒソヒソ通行人に何を言われようと、
降りた時にシスターに静かに怒られた事も、別にいい。
登って良かった。







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最終更新日  2004年07月18日 22時35分54秒
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