「風林火山」#1~#3
先週、近況報告をしました。いろいろありましたが、それでもエンタメな日々を送ってます。2006年10~12月期のドラマでは「のだめカンタービレ」が面白かった!気が滅入ることが多かった日々もこれで笑ってスカーっとできました。去年TBSでV6の岡準を千秋にしてドラマ化が進んでて、結局は没ったけど「玉木の千秋」ってとっても良かったんじゃないの!?10~12月期だけでなく、年間で観てもかなりの出来だったと思う。なんてことを書きたかったのだけど、あっという間に2007年1月期のドラマが始まってしまった!今年はやっぱり、これでしょ。「大河ドラマ 風林火山」待っていました!内野さん!このためだけに、液晶TVを買いました!VHS一体型のDVDレコーダーも買いました!かなりの出費です!思えば「不機嫌なジーン」で月9の出演が決まったときに今、愛用しているTVチューナー付のPCに買い換えた。私の愛用家電は内野さんを中心に決まっているのだ。最近、NHKでは時代劇の出演が多かった内野さん。「蝉しぐれ」では放送文化基金出演者賞とモンテカルロテレビ祭の主演男優賞を受賞しました。けっこう役者としては評価が高いのですよ。(まだまだ知名度低いですが・・・。)舞台中心で活躍されているため、こんなに長くTVのロケが入ることは今までなく。当然、年に数本出演していた舞台のほうはお休み・・・。あうぅ。1年に3~4回は「生内野」に会えていたのにぃぃぃ~。えぇ。えぇ。TVにかじりつきますとも。「地味な役者」「地味な出演者」と言われようと、最後までじっくり観てやるぅ~!* これから先はいつもの語り口と違い、完全に趣味の世界です *第1回「隻眼の男」第2回「さらば故郷」 第3回「摩利支天の妻」----------------------------------------------------------------CG多様のオープニング。うぉ。しょっぱなから「大河チック」な語り口のナレーションではなく内野さんご本人のナレーション。うぅ。声にしびれる・・・。これでいったい何人の内野ファンが昇天したか!?内野さん、声がとても素敵なのです。番宣で「風林火山」のナレーションをやっていたのは知っていて、それを毎回冒頭でやってくれないかなぁ~と思っていたんだけど、初回はそのナレーション+α。Gacktの上杉謙信。どんなことになるやと思えば。こ・・・これは大河ドラマというよりプレステの戦国ゲームのボスキャラだぞ!?なんか、ほんとにゲームのキャラみたい。NHK、チャレンジャーだなぁ隻眼の内野さんのいでたちはまさに「荒くれものの主人公」という雰囲気だけど、がっくんは本当に美しいぞ!?2005年にNHKで放送された内野さん主演の「秘太刀馬の骨」という時代劇。これもまたNHKにしては斬新なCG使いで賛否両論で、私は好きだったけどあのときよりもさらに良い方向で進化してる。冒頭からつかみはOK。・・・いやぁ。あの勘助の汚さ。いいねぇ。もちろん正統派な青年の役も良いのだけど、陰のあるダーク・ヒーロー演じさせたら天下一品。でも「眼力だけ」の「宮本武蔵」のようだったらちょっとやだな・・・。あれも最初は「眼力がいい」だったけど、その後は「眼力だけ」と言われてしまったからなぁ。でも、内野さんだからきっとそれだけではないはず!なんて思ってたら、ものすごいサービス・ショット!内野さんのふんどし姿!いやぁ~ん。正視できなぃぃぃ~!今の世の中、ふんどし姿なんて見慣れないからびっくりよ!と言いつつ。実は昨年、内野さんが出演したミュージカル「メタル・マクベス」で使用した楽曲を集めたライブ「メタル・マクベスライブ」で、アンコールで内野さんがふんどし姿で現れたのです!その日は仕事が終わって急遽かけつけたので、後ろのほうで観ていたのだけど、前のほうで観てたら卒倒したな。おいら。あぁ。それにしても内野さん。おひげの姿もその汚さも、すべてが愛おしいです!そして第3回。いつものように内野さんの声にドキドキしながら鑑賞中~♪と、ここで、「宮崎県知事選 そのまんま東氏が当確」のテロップが。うわおぉぉぉxx~!!!!!テロップやめてくれぇぇ~!!!!!ちょうど、オープニングで出演者の名前が出ているところで。まるで「そのまんま東」が出演しているみたいじゃないの!思わず「うぉ!」と声に出してしまった。天変地異だったら、我慢するけど・・・・とほほ。そして本編。どこへ行っても爪弾きな内野さん。じゃなかった山本勘助。(おぉ。My PC、完全に「やまもとかんすけ」の変換、覚えたわ。)その容貌が人を恐れさせ、不快にさせるわけだけど、でもどこか、引き付けるところがあります。武田家では武田家当主である武田信虎とその息子の晴信の仲の悪さがいよいよ表面化。晴信役の市川亀治郎さんは、TVドラマには出てこない人だけど、さすが歌舞伎役者。品があるねぇ。「地味な配役」と言われていたけど、育ちの良さっぽいところが「信玄」になる前の若々しい「晴信」のイメージに合っている。いろんな俳優が出てるけど、第1回~第3回のここまでで一番印象に残ったのは、ミツ役の貫地谷しほり。気の強いところと弱いところ、突っぱねるところと甘えるところの力加減が絶妙。特に第3回で、平蔵が勘助につかみかかり、取っ組み合いになった時。不作で収穫がなく、作った粥を二人にこぼされて、「もったいない」とこぼした粥をむさぼり食う姿は鬼気迫る。かなり心配な由布姫役は、この人のほうが良かったのでは!?他の役者さんと比べても、彼女の存在感、際立ってましたねぇ。それにしても、まだ内野さんと晴信公の絡みがないため、場面転換が多く、わかりづらいなぁ。説明調なナレーションも気になる。うーん。やっぱ、「新撰組!」のようなナレーションなしで人物だけでストーリーをわからせるって難しい手法なのかもなぁ。どの大河も始めの3ヶ月はなかなか盛り上がらないものだから、2月くらいまでは、ストーリーはざっと流して、内野さんの演技をじっくり堪能することにしますか。ということで、翌週へ続きます。