ウォームエアリー
今日は久しぶりに家の事に付いて書きます。市場が大きく動いているときに、何で?と言う感じですよね。先日所用があって、久しぶりにセキスイハイムの担当営業さんとメールでやり取りしたのですが、その際に「ブログで家の(ウォームファクトリーの)感想を書いてくれ」と言う、判り易い要求がありましたので、自身の体験と感想でも書いておこうと思います。でもね、Nさん。私の弱小ブログじゃぁ、宣伝効果なんて無いよ。まずは、ウォームエアリーとは何か?と言う部分から。ウォームエアリーと言うのは、一軒まるごと暖房・換気システムの事です。テレビCMで阿部寛さんが宣伝しているので、名前を聞いたことのある方も居ると思います。以前にも日記で触れたのですが、私がセキスイハイムで家を建てたのは、この蓄熱暖房機が欲しかったからです。私の妻はかなりの寒がりでして、住み始めて直ぐ(11月)に蓄熱暖房機を使い始めました。家は床が冷たいと言うのが通常だと思いますが、この暖房システムは1階の床が一番暖かくなります。我が家はリビングを1階にしているのですが、床に寝転がっても全く寒くない。また、真冬でも朝起きて寒くないし、床が冷たいと言うことがありません。冬場にありがたみが出る設備ですね。デメリットは、温度の調節が難しいこと。前日に暖房レベル(3段階あります)を調節できるのですが、翌日暖かい日だと、真冬に家の中で汗をかく事になります。まぁ、窓を開ければ問題ありませんが。あと、このシステムは屋内が乾燥し易いようです。その分、換気システム(エアーファクトリー)で加湿が出来るようになっています。蓄熱暖房機単体での導入では、加湿には多少気を付ける必要があるようですね。体験談として、一つ。私の妻の実家は築20年くらいのへーベルハウスなのですが、妻の実家に泊まりに行くとかなり寒く感じます。私の息子は今3歳なのですが、妻の実家にしばらく泊まると、・肌荒れが出てくる。・大抵風邪を引く。と言う症状が出ます。妻曰く「今の家の方が温度、湿度の環境が良い」と言う事です。特に問題なのが、恐らく湿度の部分だと思います。実家だと、子供が直ぐにのどをやられてしまうのですよ。家も時代と共に進化しているのだなと思った瞬間です。こんな事もあり、私と妻は設備をケチらないで良かったと思っています。何より暖かいと言うのが良いですね。その他、私が設備のグレードを上げた所は「窓枠」です。アルプレックスサッシと言う物で、アルミに樹脂をコーティングして断熱性能を上げた製品になります。これを付けるかどうかはかなり悩んだのですが、結局付けてしまいました。セキスイハイムでこの窓枠にすると、窓ガラスのグレードも上がってしまいます。その分価格差は結構な物になります。良く、知人に話を聞くと、窓枠の結露に悩まされている人が多いのですが、この窓枠は「結露しにくい」と言う商品です。私も今年注意していたのですが、結露はゼロでした。(ハイムの)管理の方に、「この窓枠、結露しませんねぇ。」と言ったら、「条件によっては結露しすよ。結露はしにくいですけどね。蓄熱暖房を入れている家は内外の温度差が大きく結露し易いので、この窓枠を推奨しています」との事でした。私、最初の時点で蓄熱暖房を入れる事は決めてましたが、この窓枠は推奨されてないなぁ?さて、もしセキスイハイムで家の建築を検討されている方が居たら、事情が許すようなら、これらの設備は付けた方が良いと思います。少なくとも、私は付けて良かったと思っています。肝心のお値段の方ですが、当然面積によって値段が変わって来ます。我が家は30坪なのですが、蓄熱暖房機が40万円台半ば、換気システムが60万円強、窓枠とガラスのアップ分が50万円強となります。大体150万円台の後半くらいの価格です。実はガラスは、私の家は準耐火構造のため、ガラスの価格が高くなってます。簡易耐火仕様の家なら、価格は20万円ほど安くなるそうなので、通常の30坪なら+130万円台後半くらいの費用負担となります。ちなみに、蓄熱暖房器の価格は安いと思います。他の会社の製品を外注で自宅に入れると、これよりかなり高く付くと思います。(同僚に1人入れている人が居たので、その人の話を聞いた上での判断)床暖房よりはかなり良い製品だと思います。※ 私は別にハイムの回し者ではありませんので、意見は純粋に自分の意見を書いています。ただ、私は現在ハイムのユーザーですので、その分設備に対して好意的な判断をするようなバイアスが働いている可能性があります。出来るだけ客観的な判断を元に感想を書いたつもりですが、ある程度割り引いて読んでいただきたいと思います。