カテゴリ:ベトナム/VietNam
声出にくい旋律でも歌う
日本のロックバンド、ASIAN KUNG―FU GENERATIONの新作「ファンクラブ」(キューン)が好調だ。バンドとしての充実を示す意欲作への思いを、 ボーカルの後藤正文とギターの喜多建介に聞いた。(大野宏) メンバー全員妥協許さない 妥協を許さない姿勢は作曲にも当てはまる。例えばシングルでも出た「ワールドアパート」では途中、高音部を叫ぶように歌う。もともと声が出にくい音が入っているからだ。 作り手としての欲求が、歌い手に難しい課題を与える。 「声は出ないと分かっていても、浮かぶメロディーがある。キーを低くすればいいが、下げると音のイメージが変わる。それじゃ、もう歌うしかない」 ギターやベースのリフ(繰り返し)、ドラムスが刻む音色が聴き手の胸に心地よく刺さる巧みな編曲は、今回も健在。いつもスタジオでメンバー全員で作り上げていく。 喜多は「みんながOKという顔をする瞬間まで続ける。イマイチの顔が一人でもいたら、妥協しないで、全員がいいと思えるまでやる」と言う。 「後で振り返れば、自分たちの活動の太い幹になるだろう作品」と口をそろえる意欲作は、オリコンのヒットチャートに3位で初登場。既に20万枚を売り上げた。 この連続ヒットで、ロックシーンの中核を担う存在であることを改めて強く印象づけた。 今月下旬から全国を細かく巡るツアーを開始。東京では5、6月に公演する(チケットは売り切れ)。 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/music/news/20060406et02.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.09 19:36:35
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