テーマ:ベトナム好き集まれ(2250)
カテゴリ:ベトナム/VietNam
現配属先の主席が非常に多忙です・・・
なので、今日は、 主席の代理(?)として、 村へ調査に行きました。 前年夏に起きた大台風&洪水のため、 ヌックマム(ベトナム特産の魚醤)製造家および、 養豚農家が被害を受けたため、 欧米の機関が、 相当な額の援助を提案してくれました。 概要視察は、 該当機関によって終えられていたのですが、 詳細追加調査のため、 配属先職員と同行し、 現地に向かいました。 バイク貸与されて、 初めて自分の足での村視察。 同行職員は、女の子なのに、 飛ばす! 凸凹、荒地も飛ばす! さすがに、砂地、小学校前では、 クラクションを鳴らしながら減速でしたが、 基本、飛ばす!! よく晴れて、周囲の風景もきれいだったはずなのに、 周りを見渡す余裕もなく、付いていきました。 現地入りし、人民委員会の人たちも快く協力してくださりました。 被災者の方々は、 数ヶ月かけてヌックマムを生産している方々、 それが、 台風ですっかりダメに・・・ 同行職員も、 普段は、もっぱらおしゃべりに花を咲かせている人でしたが、 的確に質疑し、調査を進めました。 帰機関後、主席に報告を終えた、 職員の顔は、 「ひと仕事終えた」 という満足感があるように見えました。 これまで、前主席の強烈な統率力によって動かされていた組織。 それが、前主席の引退により、 マンパワー不足になっているのです。 主席から「日常業務のサポートをしてほしい」という要望があったのも、 そのためでした。 現主席は、業務を、各職員に引き継ごうとしています。 しかし、主席以外の職員は、 全員女性で、新職員1名以外は、既婚者で、 帰宅すると家事が待っています。 そのため、機関での業務に力を入れづらいという事もあり、 これまでは、補助作業に従事していたようです。 来客に、 「男性職員は主席だけですか?」 とか聞かれるたびに 「ほら、彼もいるよ」 と、隊員の僕を紹介する事もありました。 今回のように、 既存職員に、 調査業務を任せた事は あまりなかったようです。 ですが、「やればできる」という所をみせてくれました。 前任隊員は、 経営コンサルタント的な立場を取り、 機関の業務改善に奔走した事もあるそうです。 その成果かもしれません。 今後、さらに業務範囲を拡大し、 当配属先の存在が大きくなれば、と願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.08 00:52:40
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