出光興産は子会社の出光クーロン石油開発(東京都港区)を通じて
15%の権益を持つベトナム南部沖合「09―3鉱区」で年内にも経済性を評価するための試掘に踏み切る。
同鉱区では06年9月に試掘に成功したが、今回は油田としての事業採算性を調査。
早ければ2、3年内で操業を開始する。
出光は石油開発事業を収益の柱と位置付けているものの、実際の生産はノルウェー沖北海に限られてきた。
一層の事業拡大には、ノルウェー以外での生産開始が課題となっていた。
09―3鉱区はベトナム南部ブンタウ市から南東150キロメートルの海上にあり、
鉱区面積は5500平方キロメートル。出光クーロンのほか、ロシア企業が50%、
ベトナム国営石油会社の子会社が35%の権益を保有している。
今回の試掘は前回の試掘井の隣接エリアが対象で、生産設備を含めた経済性を評価する。
日刊工業新聞社
http://www.nikkan.co.jp/hln/nkx0320070315020caaf.html
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最終更新日
2007.03.16 19:22:57
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