MITは2003年から数百の課程をオンラインで提供しているが、年内に全課程を公開する。(ロイター)
米マサチューセッツ工科大(MIT)は年内に、約1800の課程すべてをインターネットで無料公開する米国初の大学となる。 同校担当者が3月9日に明らかにした。 「このプロジェクトを始めたのは、世界中で教育を進歩させる最良の方法の1つはインターネットだとMITが確信しているからだ」と オンラインカリキュラム責任者アン・マーギュリーズ氏は語る。 オンラインの学生はMITの学位を得ることも、同校の教師と連絡を取ることもできない。 MITはマサチューセッツ州ケンブリッジの、ボストンの対岸に位置している。 MITは2003年に「OpenCourseWare」を立ち上げ、既に数百の課程をオンラインで提供している。 ほかの米国の学校も少数だがこれに倣っている。 スタンフォード大学は昨年、一部の授業をオンラインに掲載した。 ブリンマーカレッジも間もなく同様の動きに出る予定だ。 先月には150万人のユーザーがOpenCourseWareにアクセスし、認知ロボット工学、発明と特許、超電導磁石などの講義を試聴した。 ほとんどのユーザー――60%は米国外のユーザーだ――は MITの有名な科目であるコンピュータサイエンス、物理学、数学に引きつけられているとマーギュリーズ氏は言う。 各課程に多額の授業料を払っているMITの生徒でさえ、 試験勉強やこれから履修するかもしれない講座を見てみるためにこのオンラインサービスを利用しているという。 ソース:ITmedia News http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/12/news075.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.21 19:33:41
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