テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国・韓国・台湾・フィリピン・ラオス
米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁は16日、 ボーイング社の宇宙航空技術を盗み、中国に渡していたとして逮捕、 起訴された同社の元中国系技師、チュン・トンファン被告(73)に対し、 スパイ罪などで有罪判決を下した。量刑は11月に言い渡される。 検察当局は、最高で90年以上の禁固刑があり得るとしている。 チュン被告は、30年近くにわたり、スペースシャトルやデルタ4型ロケット、 B1爆撃機などの技術情報を中国に提供するため盗んだとして、 連邦捜査局(FBI)に昨年逮捕されていた。判決は、同被告が 「ボーイング社からの信頼を利用して情報を収集し、祖国と考える中国に提供した」 と認め、経済情報の盗み出しなど6項目の罪状について有罪と判断した。 6月の公判で、被告・弁護側は、社外への資料持ち出しが不適切だったことは 認めたものの、スパイ罪については無罪を主張していた。同被告の自宅からは、 30万ページにわたる技術関連の文書が押収されていた。 チュン被告は中国出身。AP通信によれば、スパイ活動は、米中国交樹立 (1979年1月)と前後して始まっていたとみられている。中国は80年代以降、 長征ロケットの大型化を進めるなど、宇宙航空分野の技術水準を飛躍的に高めていた。 http://sankei.jp.msn.com/world/america/090717/amr0907170827000-n1.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.30 20:56:01
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