テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国・中華人民共和国・台湾
「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席がこのほど日本を訪問した。 同氏の発言内容は世界の注目を集めているが、英紙「ガーディアン」によると、 ラビア女史はこれまで、ドイツのインド大使館で申請したビザが下りないなど、 インド入国を拒否されていたことが明らかになった。同紙は28日、『中国の言いなりになるな』 との論評を掲載し、インドに対して、中国の圧力に屈することなく、ラビア女史の入国を 認めるべきだ、との見解を示した。環球時報が29日付で報じた。 論評はKanishk Tharoor氏による『インドよ、中国の言いなりになるな (India, don’t kowtow to China)』で、「一国家が『問題の当事者』の活動を 封じ込める目的で、他国に圧力をかけるのは決して珍しいことではない。 しかし、憂慮すべきは、一国の事務作業が、中国のプロパガンダによって支配されている、 ということだ」と主張、ラビア女史のインド入国が中国の圧力によって実現しなかったことに 懸念を示した。また、ラビア女史については「米国の資金援助を得ているが、 中国の言うところの『テロリスト』ではない」などと言及、ラビア女史の活動に理解を示すよう語った。 一方のインドは、「インド領での反中活動は許可しない。中国政府とも確認している」との 政府高官の談話を発表するなど、中国との調整を経て、ラビア女史の入国を認めない 方針をとったことを明らかにしている。 また、中国では、ラビア女史の訪日を機に、多くの検証がなされいる。 しかし「ウイグル独立分子のラビアは、ウルムチで起きた“7・5”事件以降、世界各国を歩き回り、 事件の真相を歪曲させようと企んでいる」との論調が主流で、中国、ウイグルの「対話実現」が まだ遠いことを示した。 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0729&f=politics_0729_011.shtml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.30 00:58:20
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