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21年連続で減少したことが東北運輸局青森運輸支局のまとめでわかった。 前年度に対する減少率は過去5年で最大で、景気低迷が直撃した。 業界関係者からは「どこまでも減り続け底が見えない」と嘆きの声もあがっている。 新幹線開業に期待かける 同運輸支局によると、乗客数は5297万人だった1988年度以降、減少の一途をたどってきた。 96年度には4000万人台を、2001年度には3000万人台をそれぞれ割り込み、昨年度はついに2000万人台を下回った。 減少率を過去5年で比較すると、04~07年度は約3~6%減で推移。しかし昨年度は11%減と最も大きくなった。 昨秋以降の大幅な景気悪化が要因とみられる。 営業収入も乗客の減少に伴って悪化し、昨年度の県内のタクシー会社の営業収入は前年度比5%減の181億円で、14年連続減少。 タクシー1台の1日当たりの平均収入は、同313円減の1万8659円にとどまった。 乗客数や営業収入の長期低迷について、同運輸支局は、「県内景気の長引く低迷やマイカー利用者の増加が主な要因」と分析。 一方で、営業収入の減少率は乗客数の減少率の半分にとどまっており、昨年2月からタクシー(小型車)の 初乗り運賃の上限が580円から640円に引き上がったのが理由とみている。 ただ、料金改定がその導入の目的だった運転手の待遇改善につながらず、県タクシー協会の渡辺博美専務理事(53)は、 「運賃値上げによる運転手への還元は、わずかにとどまった」と話し、「お客さんの新たな掘り起こしは難しく、底がない状況」と嘆いた。 来年には東北新幹線新青森駅が開業し、低迷に歯止めをかけるチャンスにもなるため、 渡辺専務理事は「観光ルートを割安で回るタクシーをPRし、利用客の増加につなげていきたい」と期待も寄せた。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090925-OYT8T01279.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.03 23:34:51
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