カテゴリ:ベトナムのワンコちゃん
ペットを家族の一員として、手厚く葬る人が増えている。徳島県内の動物専門の葬祭業者は8社。
この2年で3社増えた。お別れ式、火葬、納骨堂、霊園…。人間と変わらない多彩なサービスを提供する。 犬や猫に限らず、小鳥、ハムスター、カメと扱う動物もさまざま。ペット葬祭ビジネスは、不況知らずだ。 県内で最も早く1979年に創業した徳島動物ペット葬儀社(徳島市庄町3)によると、 動物葬祭業は県内でも10年ほど前から認知され始めた。長生きするペットも増え、手厚い供養を 望む人が増えてきたという。 火葬料はおおむね2万~5万5千円(体重35キロまで)。 動物の大きさによって段階的に上がる。小鳥やネズミ類を8千円程度から請け負う業者もいる。 ペットの死体は、ほとんどの自治体が有料で引き取っている。 ただし一般廃棄物扱いとなる。「ごみと一緒にされるなんてたまらない、と敬遠する人が多い」とは 自治体の担当者。 昨年開業したへいあんペットメモリアル(同市国府町日開)は、火葬炉が付いた専用車を使う。 「うちのペットは家から出なかったから」と自宅での火葬を望む飼い主もおり、思い出深い場所での 火葬が可能だ。事業所には納骨棚があり、ペットの写真や首輪、好物を飼い主が供えている。 石井町藍畑のパート従業員藤村京子さん(36)は、今年1月に愛犬のリュウを火葬した。 「たまに愚痴も聞いてもらっていたほどの家族だった」と振り返る。火葬には県外の親類も呼んだ。 骨は納骨堂にあり、月に1~2度は好きだった食べ物を持ってお参りする。 「今でも近くにいてくれることがうれしい」。同社の納骨堂の利用料は納骨費5千円、 年間管理費1500~8800円。 ファンタジック・ワールド(小松島市小松島町)は、佐那河内村大川原にペット専用の霊園を構える。 見晴らしのよい高原には、洋風の納骨・礼拝堂や虹をかたどった慰霊碑、個別墓地などがある。 個別墓地は1区画10万円から(年間管理費5千円)で、生前墓として購入した人もいる。 徳島動物ペット葬儀社やへいあんペットメモリアルは寺院と提携、定期的に無料合同供養を行っている。 ■親密さポイント 徳島大学大学院の樫田美雄准教授(社会学)の話 近年、家族観は大きく変質している。 各種の調査によると、家族として認知するかどうかのポイントは血縁よりも親密さ。 極端に言えば、遠くの親類よりもペットということになる。 この傾向からすれば、ペットの葬儀に金をかけるようになったのも当然のことだ。 ソースは http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/06/2010_127675409333.html ペットの写真や位牌(いはい)が並ぶ納骨棚=徳島市国府町日開のへいあんペットメモリアル http://www.topics.or.jp/data/local_news/news/2010/06/Re66sjjF.jpg お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.18 16:27:07
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