ベトナムと日本、協力関係をさらに深めてほしいですね。
ベトナム政府が、高い経済成長を目指す長期戦略を策定するのを前に、 高度経済成長を果たした日本の経験を学ぼうというセミナーが27日に首都ハノイで開かれました。 このセミナーは、ベトナム政府が、来年、今後10年を見据えた国家戦略を策定するのにあわせて、 JICA=国際協力機構と、政府系の研究機関、ベトナム社会科学院が共同で開いたもので、両国の政府関係者らおよそ70人が参加しました。 この中では、まず、社会科学院のドー・ホアイ・ナム院長が、ベトナムは、2020年までに工業国となることが国家目標だとしたうえで、 「高度経済成長を実現した、日本の産業育成の成功例や失敗例を学びたい」と述べました。 続いて日本側を代表して「商工中金」の杉山秀二副社長が、自動車などの製造業は、 部品を生産する数多くの中小企業によって支えられていると指摘し、 日本では、高度経済成長の過程で、中小企業の経営基盤を強化するために、 職業訓練や中小企業向けの政府系金融機関の設置など、政府が先頭に立って支援に力を入れてきたことを紹介しました。 ベトナムは去年、経済成長率が5.3%と高い成長を続けているものの、中小企業が育っておらず、 ASEANの経済統合が進むなかで、いかにして競争力を強化していくのかが課題となっています。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100727/k10015991831000.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.08 12:45:27
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