ベトナムのグエン・ミン・チェット国家主席は24日、ハノイで共同通信と会見し、 日本の国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を国営ベトナム航空に導入 する計画について「協力の潜在性は非常に高い」と述べ、早期導入に強い意欲を示した。 導入が実現すれば、アジアの新興国に対する国産ジェット売り込みの初のケースとなる。 また、ベトナムへの海外からの投資に関し「日本は主導的役割を担ってほしい」と述べ、日本 企業の投資の一層の拡大に期待を表明した。チェット主席はベトナム共産党内の事実上の 序列第2位の実力者。 チェット主席はMRJについて、現在運航している他の国の航空機に比べ「航続距離が長く、 より多くの乗客が搭乗できる」などと指摘、南北に国土が長い国情にも適しており「ベトナムの 要求を満たしている」と高く評価した。今後の交渉では「価格と、ベトナムでの部品生産に向けた 技術移転」が課題と述べた。 MRJは三菱重工業と子会社の三菱航空機が開発を進めており、全日本空輸と米地域航空会社 から計125機を受注し、2012年に初飛行する計画。 会見には共同通信側から石川聡社長が出席した。 http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112401001028.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.07 16:37:34
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