2008/05/11(日)23:15
ピアノセミナー(2)【GMWC日記その7】
第2回目のKOJIさんによるピアノセミナー。
そろそろ、自分の記憶もあいまいになってきた・・・
ノートの字は読めないし(泣
そろそろ日記も完結に向かいたいところですが~
「ショーケース」のこととか「ソングライティングクラス」のこととか
書きたいことはまだまだたくさん。
今回は、KOJIさんの言葉を箇条書きにしてみます。
●万人に受け入れられる音楽はない。基本は自分が楽しむこと!
こだわりを持つこと、そして、人の評価は必要ない。
●賛美は神に対してするもの、楽しくなければ×!
●詩から作る。以前はコードから作っていた。それならインストやればいい。
伝えたいことが最初にある。音楽はそれを伝える媒体。
●アレンジ優先は問題。何でもくずせばいいというものではない。
●技術に走って「私、こんなこと出来るのよ」的音楽なら、賛美としては終り。
みんなで歌いたい、という気持ちが大切。
●歌を歌いやすいピアノを弾く。ついつい歌わされてしまうピアノ、そのためには音を抜く。
●ジェラルドムーアというクラシックの人の本、「お耳障りですか?」より。
伴奏のピアニストは上手く弾いてあたりまえ。喝采はすべて歌う人のため。
ピアノは誉められるべきではない。伴奏者は人生の達人。それは、イエスも同じ。
どうやったらうまく出来るのか・・・それは己に死ぬこと。イエスのように。
●アンサンブルでは、言葉じゃないものが流れる。英語が分からなくても通じ合う。
●上達のためにはまずコピー。完璧な再現は難しくても、こだわりをもってやること。
嫌いな音楽はコピーできないが、好きな音楽は出来る。
●日本のJazzは間違ってるという友人がいた。なぜならロックが出来ない。
日本人はカテゴリで固め、仕分けするのが好き。でも音楽は広がっている。
最後の言葉は、日本で有数のゴスペルオルガ二ストでありながら、
演歌ゴスペルのアレンジも悠々とこなしちゃうKOJIさんらしい言葉と思いました
あと、アレンジは諸刃の刃、何でもくずせばいいというものではないという言葉、
とても印象的でした。
前の日記にも書きましたが、KOJIさんのアレンジは、元々のメロディをほとんど崩すことなく、
教会で聖歌をアレンジする場合も、古いメンバーでも歌えるように作っています。
そこに、音楽と人々への愛を感じるのです。
音楽が、自分の技術を見せるためのものでは決してなく、みんなで一緒に賛美し、
喜び楽しむためのものであるということを改めて教えられました