カテゴリ:無線機器
昨日巻いたコイルを使って、坂町の海沿いの駐車場で送信テストをしてみました。
コイルはルーフキャリアに取り付けた基台に固定し、エレメントには後席窓からつきだした9m釣竿で持ち上げた、正味7.5mほどのワイヤーを使いました。エレメントは少し短めにして竿の先端をおじぎさせ、竿との距離を稼いで動作の安定化を図りました。 コイルのピッチが狭いので、タップはワニ口でなく、先端がU字型をした、シンクロスコープ等のプローブで使われるのと似た形状のクリップの小さいもの(名前がわかりません)で取りました。 3.5MHzと1.9MHzとも計算どおり共振点を見つけることはできたのですが、インピーダンスは50オームからかなり外れているようで、IC-706の読みでいずれのバンドもSWRが3ほどありました。14MHzのホイップのマッチングに使っているコンデンサを入れてみたところ、3.5MHzではむしろSWRが悪化し(インピーダンスが50オームより高い?)、1.9MHzでは効果がなかった(容量が足りない?)ため、とりあえずこのまま運用しました。 3.5MHzで移動局を呼んだのですが、何度も呼び負けたので、SWRが悪いまま、無線機に悪いと思いながらも50ワット丸々突っ込んで運用しました。 最初数局移動局を読んだ後、1時間ほどCQを連発して3.5MHzで40局、1.9MHzで10局少しとQSOできました。一応電波が出ることは確認できたので、どうにかマッチングをとってさらに快適な移動ができるアンテナを目指します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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