上昇気流に乗って

2007/11/12(月)21:27

自分のこと好きですか?158

自分のこと好きですか?(212)

「相手の利益、自分の利益」 ビジネスの世界では時折『自分の利益』にだけ敏い人を良く見かけます。 もちろんビジネスの世界だけでなく『自分の利益』にだけ敏い人は沢山います。 そういう人の特徴は 「自分の利益が一番大事。そのために他人がどうなろうと知ったこっちゃねぇ」 的な考えをもっています。 でも本当にそうでしょうか。 確かに短期的に見れば自分の利益が潤うかもしれません。 しかしそういう人は巡り巡って恨みを買い、結果として自分の利益をその場のものだけになり、それ以上増やすことは出来なくなります。 実際自分が誰か一人の利益の為だけに大きく損失を受けたとしたら、貴方はその人に対してどう思いますか。 その場で取り返すことが出来なくても、今後一切協力したり、分け与えたりしようとは思わないのではないでしょうか。 一方で誰かに自身の利益を確保しつつも相手(自分)の利益をも確保することをしてもらったら、貴方はどう思いますか? またその人自身の利益を犠牲にしつつ、相手に利益をもたらしたとしたら。 貴方が自分だけの利益にだけ敏い人でなければ、相手のことを尊敬しませんか。 そしていつかそれに報いをしてあげたいと思いませんか。 しかも何かプラスしてお返ししたいと思うのが人情ではないでしょうか。 ここでもし「自分の利益を得られてラッキー、相手の人バカじゃないか」と嘲ったら貴方は「自分の利益にだけ敏い人」となりそれでおしまいです。 もっともビジネスでは自分の利益が確保できなければ、それは【ビジネス】にならないので、仕事をする人としては失格です。 ですからその場合は自分の利益も確保するように頑張る必要はあります。 しかしだからと言って相手を無視して自分の利益確保にだけ動くのは失格です。 お互いの利益を得る為の綱引きは大いにやってください。 しかし相手が「損をした」と思っては何の役にも立ちません。 ですから相手の利益も確保しつつ自分の利益を確保するようにしましょう。 またビジネス抜きであれば、自分の物質的な利益より相手を喜ばした、という行為によって自分の目に見えない利益を得ることを忘れないようにしましょう。 貴方がうれしいと私もうれしい。 どっかのCFではありませんがそれが本当に必要なことではないでしょうか。 自分だけうれしいのと誰かと一緒に自分がうれしいの。 どちらがより心満たされますか。 次回は「自分が誇れる自分である為に」です。

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