上昇気流に乗って

最近スピ系で良く耳にするのが「アセンション」と言う言葉です。

すぴこんハンドブックでも話題にのぼったあれ。
よくわからなかったので、何冊か本を読んで、自分なりの解釈を見つけました。

しかし某ブログで読んだのですが、「アセンション」≒「世の中の終り」と思っていらっしゃる方が結構いるらしい。

…っていうかちゃんと自分で調べました？
と逆に私は聞きたいです。

何処の本にも「世の中の終り」とかそういった類は書いてないんですけど。

今まで物質的発展がメインだったけど、今後精神的発展に変わっていくので世の中が変わっていくだろう、って話だと理解したんですが。

産業革命で扱う物質エネルギーが格段に大きくなって世の中が変わりました。
でも今までは人間そのものが劇的に進化したわけではないです。

人間が精神的に進化したら今までと視点も考え方も変わってくるので、今までと同じ物質発展はしないだろうし、それは今どういう風になるかわからないけど何らかの変化は訪れるだろう。

と言うことで何かが劇的に変わるだろうと言われているのです。

つまり世の中がある日突然終わるわけではない。
突然ガラッとシステムが崩れるわけではない。

かの産業革命が起きた時だってそれまでの色々なことが全て無意味になったわけではない。
特に人が生きて死んでいくことが変わったわけではない。

あくまで私達の生活は続いていく。

何かを自分の都合の良いように解釈して他力本願で変化を期待している人が結構いるようです。

そんなことしていても仕方ないのにね。

「アセンション」があってもぱっと見には私達の生活に大きな変化～例えば宇宙人の訪問があるとか、天変地異があって文明が滅びるとか～が訪れるわけではないと思います。

ただ後から思えばあの時が大きな分岐点だったよね、と思う変化なのではないでしょうか。

人は思いが変われば視点が変わる。
視点が変われば考え方も変わる。
考え方が変われば行動が変わる、生き物です。

そういった面で考えると「アセンション」の次元上昇とは人の思いや視点が変わることではないのかなぁ、というのが私の解釈です。

良いエネルギーは上のほうへ、ネガティブなことは下のほうへ行く性質があります。

より上のほうへ行こうと思ったら、重いもの（ネガティブなもの）は手放さなくてはいけません。
だから今、ネガティブなことがあちこち放出されていて、色々な悪いことが目に見えて出てきているだけなのかもしれません。

悪いものが目に見えて暴かれると、それを見た人も悪いものを手放すことをするのです。
みんながそうして悪いものを手放せば、軽くなり上昇しやすくなります。


う～ん、こうやって書いてみるとアセンションの準備が始まっていると言うのはあながちうそではないのかもしれません。

まあそれも流れと言うもの。
余り気張る必要もなければ、強い思い込みや執着をする必要もないのかもしれません。

でもやはり世の中が終わるとかそういうものではないので、そう考えて刹那的な事をしている人は逆にそれを辞めて、普通に暮らすことをして欲しいです。