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2006.08.02
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カテゴリ:亜爾然丁にて
いやぁ寒い寒い。マジ寒い。

基本的に季節は日本と正反対なので日本が暑くなればなるほどコッチは寒くなるんだけど、それにしても寒い。朝なんかね、たぶん4度とかしかないからね。

毎朝、布団から出るのが辛いんですけどそれは置いといて、あれはいつだったか・・・確か1週間くらい前の話なんだけど「雹(ひょう)」が降ったんですよ。

仕事をしているときにドドドドド!!!という音と共に地響きみたいな、何というか身体の内部に響くような振動が調理場の床から伝わってきたんですけど、ここアルゼンチンでは何があってももうあんまり驚かなくなっている当方は、その音と地響きを半ば無視して仕事してました。

しかしですね、

その床から伝わってくる振動が全く緩まる気配を見せずにどんどん大きくなっていくんですよ。ココに来てから、特大の雹、例えるなら梅干くらいの大きさかな、これは何度も経験しているので何時もの様に直ぐやむだろうと高をくくってたんですけどね、それが中々やまなかった。

調理場には窓がありませんから、気になった当方は勝手口からドアを開けて外に出て様子を見てみたんですけど、外で起こっている光景を見た瞬間何が起こっているのか当方の脳味噌処理能力で10秒くらいかかりました。

何が起こっていたかというと、グレープフルーツ大の雹が空から降ってた。

これね、大げさでも何でもなくて、マジでグレープフルーツみたいなのよ。当たったら骨折どころか、頭に直撃したら間違いなく即死であろう凶器氷爆弾が無数にゴゴゴゴゴゴ!!!と地面を打ってた。

すぐさま「写真だ!写真を撮らねば!!」と思って部屋に向かおうにも、外を一歩出たらいくら頑丈にできてる当方でもちょっと無理。傘さしても何の役にも立たないのは目の前に停まっている他人の車が教えてくれてた。もうボッコボコ。

んで、地面に落ちた雹を一つ手にとって見てみたんだけど、物凄く不思議な形をしていましてね。ただの氷の塊なんかじゃなくて、イソギンチャクみたいに触手が何本も周囲から飛び出てて、大気の圧力効果か何か知らないけどやけに硬そうな色をしてた。

無色透明かな、濁りの無い綺麗な氷。でも大気中の細かなゴミは無数に氷中に入ってて、空にはこんなにゴミがあるのか・・・なんて全く違う方向で感動してたんだけど、気が付いたら数歩勝手口から外に出てて足に直撃食らいました。

これがね、グレープフルーツですよグレープフルーツ。何メートルの高さから落ちてくるのか解りませんけど、物凄い速さでね、ガツッ!!!と右足の指先にそのグレープフルーツが落ちてきて「あわわわわ・・・」と片足押えながらしばし一人ダンスを踊っていたわけなんですが、見事に親指が粉砕骨折・・・ではなく内出血してしまって、靴をはくのも数日は困難な状態でした。

で、昨日その雹に関して昨日知り合いから小耳に挟んだんですが、ネットオークションで先日降ったその特大の雹が日本円で一個3万ほどで取引されているらしく。競り落とす人がその雹を買って何に使うのかは解らないけど、とにかくオークションに出るほど珍しい大きさの雹だったんだな、ってことだよね。

実際にここアルゼンチン・ブエノスアイレスで生まれ育って60歳近くになる人が「こんな大きな雹、初めて見た」とか言ってました。その瞬間に立ち会えただけで当方は幾分満足ですが、やっぱ・・やっぱ何個か拾っておけば良かったかな・・・と後悔しても時既に遅し。

こういうね、何十年何百年に一度の珍しいことが起きた時には冷静にその現物を保管できる場合にはしておくと、必ずそれをお金を出してまで欲するひとが出てくるという教訓ですね。そこまで頭が回らなかった自分の未熟さにあきれ果てながらも、次の機会を狙ってグローブ持って頑張ろうと思います。





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Last updated  2006.08.02 21:17:46
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