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カテゴリ:動画ニュース系
米国で映画やテレビ番組内で広告主の商品を露出して宣伝する「プロダクト・プレイスメント(PP)」が急成長している。米民間調査会社PQメディアによると、二〇〇四年のPP広告の売上高は約三十四億六千万ドル、前年比三〇・五%増加した。コマーシャルを飛ばしてテレビ番組を自動録画できる機器やサービスが広がる中、PP広告の有効性を評価する広告主が増えている。
PQメディアによると、一九九九年から〇四年までのPP広告の売上高の年平均伸び率は約一六・三%。メディア別では〇四年にテレビ向けが前年比四六・四%増と大幅に拡大。インターネット、雑誌、新聞などを含むその他のメディアの伸び率(一九・九%増)を大きく上回った。 PQメディア社長のパトリック・クイン氏はテレビ向けが著しく伸びている背景に、デジタル・ビデオ・レコーダー(DVR、テレビ番組の自動録画機器)が普及し始めたことがあると指摘する。視聴者がコマーシャルを飛ばして番組を再生できるようになったことで、「広告主が確実に視聴者に届く広告方法を模索しているのではないか」と分析する。(2005/04/11, 日経産業新聞) 日本よりも一足早く米国のテレビ局は、変化の波に飲み込まれている。 テレビ番組の自動録画機器の普及で、CM効果が薄れ、今までの広告手法では視聴者に認知をさせることができなくなってきたからだ。 そこで、映画やテレビ番組内に商品やサービスの映像を挿入し、視聴者には無意識的に認知をさせていくというやり方が増えてきた。 昔、シナリオライターをやっていた自分としては、広告とドラマの集合が進むのは複雑な心境ではあるが、それに応えられる新しいタイプのシナリオライターが出てくるのだろう。広告プランナー的なシナリオライター・・・もしくは、シナリオライターが広告ブランナーになるとか。 ただ、今までもコピーライターがシナリオライターに転身したりはしていたので、才能のある人間にとってはチャンスの広がる時代だ。 これからの作り手は、エンターテイメントを作り出すだけでなく、企業の商品・サービスを売るためのマーケティング能力も必要になってくる。 最後に、今日の一言 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ クリエイター&マーケッターが稼ぐ! □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 人気blogランキングあなたの1票を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.12 08:13:06
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